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ロマンス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2011/04/23 |
| JAN | 9784163317502 |
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ロマンス
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商品レビュー
3.1
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理想と現実。 理想に邁進していたけども、他者のために他者のせいで道が閉ざされてしまった嘉人。 現実の不条理さを、かつてあった理想を懐かしむことで遠ざけている清彬。 理想と現実が離れていくことを自覚していても、己の独善で近づけようと暴走する万里子。 三者三様の煩悶と懊悩が終盤に明...
理想と現実。 理想に邁進していたけども、他者のために他者のせいで道が閉ざされてしまった嘉人。 現実の不条理さを、かつてあった理想を懐かしむことで遠ざけている清彬。 理想と現実が離れていくことを自覚していても、己の独善で近づけようと暴走する万里子。 三者三様の煩悶と懊悩が終盤に明かされ、悲劇的な結末を迎える怒涛の展開は読み応えがありました。ページをめくる手が止まらないという久々の経験。 彼らが抱えている抱えてしまった閉塞感。これは物語の登場人物が大小あれど抱えているもので、過去のパリの思想のごった煮のような極彩色のイメージが、昭和八年の現実の無彩色さを真綿で絞めるように伝えてくれます。 ロマンスという題名は、手に入れたかったものに届かない、という切なさを例えたものなのかもしれない。恋に恋焦がれている時間が、無知であるからこそ楽しさの極みを感じることができるように。無知でなくなってしまった、そうであることを許されない人々の恋路だったのかもしれない。 純粋と韜晦と妄執。理想に対して潔癖であったからこそ、選択したそれぞれの生き方。これをロマンスと呼ぶには、言葉がイメージする甘さとは遠い。 アブサンが暗示しているのか。
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「人が何かを完全に確信している時、それは決して真実ではないのです」 清彬は目を伏せて言った。 「それが、古今東西の人間の歴史が証明してきた信仰の致命的な欠陥です。そして同時に……」 一瞬、言葉に詰まり、だが、すぐに目を上げて言った。 「それがロマンスの教訓なのです」 (P.1...
「人が何かを完全に確信している時、それは決して真実ではないのです」 清彬は目を伏せて言った。 「それが、古今東西の人間の歴史が証明してきた信仰の致命的な欠陥です。そして同時に……」 一瞬、言葉に詰まり、だが、すぐに目を上げて言った。 「それがロマンスの教訓なのです」 (P.131)
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謎解きとロマンス。 ラストはちょっと急展開な感じもありましたが、切なさの残る作品でした。 ちょっとアンニュイな気分に浸れるかも。 話としては面白くて一気に読めました。
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