商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | フロンティアワークス |
発売年月日 | 2011/04/13 |
JAN | 9784861344824 |
- 書籍
- 文庫
殉愛のしずく
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殉愛のしずく
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この作家さん作品でたびたび見かける、衝動的に心無いことを言って受を傷つける攻の出てくる作品でした。 その中でもとりわけバッドエンドすれすれルートを通るので、めちゃくちゃハラハラしました。 そして、今まで見た作品の同系統攻撃を受けた受達の強さに感謝しました。 たまには弱い受もいいけど、一歩タイミングずれたらを想像すると怖いね。
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一夜限りの相手に事欠かない俺様社長×控えめで生真面目な社長秘書のお話し。 “一夜限りの相手に男を試してみたい、秘書なら外部に漏らす心配はないだろう…”という気まぐれで受を半ば強引にモノにする攻。 ところが予想外に良くて攻はどんどんのめり込んでいっちゃう訳です^^ そんな傲慢な攻に...
一夜限りの相手に事欠かない俺様社長×控えめで生真面目な社長秘書のお話し。 “一夜限りの相手に男を試してみたい、秘書なら外部に漏らす心配はないだろう…”という気まぐれで受を半ば強引にモノにする攻。 ところが予想外に良くて攻はどんどんのめり込んでいっちゃう訳です^^ そんな傲慢な攻に嫌気が差して、振るor逃げるなら普通の攻めザマァな話なんですが、違うのは受にも隠していた大きな秘密があったということ。 いつ攻がそれを知るのかドキドキしながら読みました……そして……それを知った攻は……。 受に感情移入してたので、受の孤独や辛さ苦しさ寂しさとかいろんな感情がなだれ込んできて泣きました(;_;) ただ攻めザマァとも思えないんですよね…攻がああなるのも分からないでもないというか。 とりあえず社員…特に秘書はこんな社長で大変だなってことは分かります。 そしてそして!!! 控えめで生真面目だった受のリミッターが外れた姿がエロすぎて、ギャップがすごすぎて、攻同様に度肝を抜かれました!! 周りがみんな受の味方で、特に秘書室長の嫌味が素晴らしかった。 ハラハラドキドキ面白くて久しぶりに長編小説を一気読みしました♪
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社長×秘書。ハードルが高い王道リーマンものを、受の過去に謎を持たせることによって、一味違う面白さに仕上げてあります。引き込まれました。 受の社長秘書である朝日が、それはそれは健気!キスされて泣きそうになる受なんて、ふつうだったら鼻につくというか、女々しくてわざとらしくて辟易する...
社長×秘書。ハードルが高い王道リーマンものを、受の過去に謎を持たせることによって、一味違う面白さに仕上げてあります。引き込まれました。 受の社長秘書である朝日が、それはそれは健気!キスされて泣きそうになる受なんて、ふつうだったら鼻につくというか、女々しくてわざとらしくて辟易するところなのに、まったく気にならない。それどころか、なぜそこまで大人しく控えめなのか訳がありそうでとても知りたくなります。 やり手の若き御曹司である清一郎は、女に不自由などしていませんが、秘書の視線に気づいて遊び心で手を出してしまいます。もちろん、「俺のことが好きだろう?」などと言ってしまう不遜な俺様攻。 拒絶できない弱みにつけ込んで抱いてしまうんです。 朝日は立場をわきまえていて、一夜限りの相手だったと自分に言い聞かせ今までとおり秘書としての仕事に専念しようとします。一方の清一郎も割り切っていたはずなのに、母親から縁談を迫られ憂さ晴らしに女と寝ようと思っても朝日のことが結局気になるように。 健気な朝日に、気がついたらハマりきってる清一郎、と不遜な攻がメロメロというお決まりのパターンでしたが、ここからがひとひねりありました。 好き好きという気持ちが丸見えで従順なはずの受が、自分に隠し事をしていると気づいた時の攻の爆発がすごかった。思いどおりになると思っていた相手が、意外にもかたくなに秘密を隠していたことへの苛立ちです。 真剣に惚れてしまったからこそなので理解はできたけど、この先どうなるんだろうとドキドキさせられました。 清一郎と朝日の生い立ちの絡まり具合が絶妙です。自身のトラウマにすらなっている陰口のせいで、朝日に対しても疑惑を抱いてしまうのも、本気で彼のことを愛して嫉妬してしまったからですね。かなり辛い場面でした。 朝日は今どき珍しい日陰キャラ。良心があれば誰だってほっとけないと思います。控えめすぎて心配させられました… でも、そんな朝日によって、清一郎が父親と関係を修復できたのもよかったところ。「朝日はもう嫁に行ったと思って欲しい」ってセリフにグッときちゃいました。 エロ的にも秀逸。どんどん独占欲丸出しな清一郎のHがはげしくエスカレートしていくのがすごい。濃厚です。朝日の体は大丈夫かと余計な心配させられるくらい。朝日は、大丈夫じゃなくても清一郎のためなら「大丈夫です」と言って受け入れる健気なので。
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