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「ポシェ」から「余白」へ 都市居住とアーバニズムの諸相を追って
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「ポシェ」から「余白」へ 都市居住とアーバニズムの諸相を追って

小沢明【著】

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「ポシェ」から「余白」へ 都市居住とアーバニズムの諸相を追って

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鹿島出版会
発売年月日 2011/04/08
JAN 9784306072879

「ポシェ」から「余白」へ

¥3,080

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2011/07/25
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 「ポシェ」とはフランス語でポケットを意味し、一般的にもその用途で使われることが多い。しかし建築においては19世紀のヨーロッパにおいて図面の読み取りを容易にするために壁体(マス部分)を斜線で塗りつぶす描画方法として誕生した。広義に解釈すれば3次元空間を2次元的に解読するための手法という意味でも考えられ、筆者はゲシュタルトの地と図の概念を持ち出すことで、地図上に現れる建物とオープンスペースという「反転の連続」を、都市の諸相を知る鍵概念として展開している。  いわゆる近代化は、この様々な場面での反転の結果として進められたように見えるが、最近になって地と図の関係だけでは捉えられない都市のオープンスペース、すなはち「余白」が重要になってきたという。 今まで建築の変化としてしか捉えられなかった近代化を、別の側面から見ることができる。事例も代表的なものが多く、非常に読みやすい。

Posted by ブクログ

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