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安部公房伝
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安部公房伝

安部ねり(著者)

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安部公房伝

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/03/31
JAN 9784103293514

安部公房伝

¥3,520

商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2025/05/06

安部公房・真知の一人娘、ねりによる評伝。 公房に似て、冷たい文体。公房と同じく医学の道に進んだということもあって、ものの見方や嗜好がよく似ているように感じる。娘の立場で書いてはいるが、かなり客観的に父親を見ているという印象。 ただ、娘としてどうしても書けないこともある。当然ながら...

安部公房・真知の一人娘、ねりによる評伝。 公房に似て、冷たい文体。公房と同じく医学の道に進んだということもあって、ものの見方や嗜好がよく似ているように感じる。娘の立場で書いてはいるが、かなり客観的に父親を見ているという印象。 ただ、娘としてどうしても書けないこともある。当然ながら、山口果林への言及はない。公房は1993年の1月に亡くなり、同じ年の9月に真知も亡くなったが、なぜかこの同期についても言及はない。 後半100ページには、公房を知る人々23人へのインタビュー。新潮社版『安部公房全集』(全30巻、1997-2000)の月報の再録で、ねりが直接インタビューしたもの。とくに征木恭介、堤清二、山田耕介が興味深い。征木は条件反射や言語に対する公房の関心について、堤は公房がほかの作家をどう評価していたかについて喋っている。山田は真知の弟。家を訪ねたら、公房が一心不乱に原稿を書き続けていて、なんと「肩のところにうっすら埃が積もっていた」というエピソードを紹介している。書いていた原稿は『飢餓同盟』。そういえば、あのなかの登場人物も不眠不休でそんな状態だったような。 ねりは2018年に64歳で亡くなっている。

Posted by ブクログ

2024/06/24

安部公房について、多くの人からの聞き書きやインタビュー、娘である著者本人に見せていた素顔を含めて、人となりを再現する本である。私が、あまり安部公房作品に接していないので、言語と認識論や思想に関わる部分は流し読みしてしまった。一度だけ、著者の安部ねりさんにお会いしたことがある。観察...

安部公房について、多くの人からの聞き書きやインタビュー、娘である著者本人に見せていた素顔を含めて、人となりを再現する本である。私が、あまり安部公房作品に接していないので、言語と認識論や思想に関わる部分は流し読みしてしまった。一度だけ、著者の安部ねりさんにお会いしたことがある。観察力の優れ、自分の言葉でわかりやすく話してくださる素敵な女性だった。この本も、短い文章がリズムよく重なって、読みやすい本になっている。

Posted by ブクログ

2021/04/03

実の娘じゃなきゃ書けないような話も多くてそこは興味深く読んだ。実の娘だからこそ父との間に疎隔を置いて書けてない部分もあるので、そこは星を引く。

Posted by ブクログ

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