商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/04/07 |
JAN | 9784167203160 |
- 書籍
- 文庫
水底の森(上)
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水底の森(上)
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商品レビュー
3.1
8件のお客様レビュー
すぐに種明かし、っていうか、事情を説明してほしーーー。ところで、要の逆切れ的行動は理解しがたい・・・。後半に行くにつれ、読むスピードが上がった。下巻へ突入!
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色々忙しい年末に読み始めたので、先が気になりながらも読み終わるのに時間がかかってしまった。でも後半の謎解きあたりから止められなくなり、最後は一気に読み進めた。 風子が運命に翻弄されながら、人生を転落して行く様が切なく、感情移入できるのに反して、主人公の要の、突飛で自分勝手な行動...
色々忙しい年末に読み始めたので、先が気になりながらも読み終わるのに時間がかかってしまった。でも後半の謎解きあたりから止められなくなり、最後は一気に読み進めた。 風子が運命に翻弄されながら、人生を転落して行く様が切なく、感情移入できるのに反して、主人公の要の、突飛で自分勝手な行動には違和感ばかりが募り、どうにも好きになれず非常に残念。やはり主人公はダメはダメなりに、共感させてくれないと辛い。 柴田作品は初めてだったが、上・下巻のボリュームでも読ませる力は凄い。他作品も読んでみたいと思った。
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終わりにする前にどうしても、しなくてはいけないことがあるのだ。 お前はある意味強い女だ。だがそれは道の真ん中をまっすぐ歩ける強さではない。道の端で石ころや雑草の中に踏み込んで、つまずいて転んで、それでも生き続けていける。そんな強さだ。そういう強さは必要ない。帝王学を学ぶ者が泥の...
終わりにする前にどうしても、しなくてはいけないことがあるのだ。 お前はある意味強い女だ。だがそれは道の真ん中をまっすぐ歩ける強さではない。道の端で石ころや雑草の中に踏み込んで、つまずいて転んで、それでも生き続けていける。そんな強さだ。そういう強さは必要ない。帝王学を学ぶ者が泥の中に落ちたとき、泥の中を歩く方法を知る必要はないんだ。泥に落ちたら、誰かに命令して自分を引き揚げさせる術を学べばそれでいい。
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