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かばん屋の相続 文春文庫
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かばん屋の相続 文春文庫

池井戸潤(著者)

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かばん屋の相続 文春文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/04/07
JAN 9784167728052

かばん屋の相続

¥792

商品レビュー

3.6

337件のお客様レビュー

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2025/11/23

池井戸潤による全6話の短編集。 そうとは知らず読み始めたが、どの話も人生の機微が緻密に表現されており、登場人物の心情が手に取るように伝わり、さくさくと読むことができた。 どれも比較的バッドエンド寄りの結末が多いが、短時間で濃厚な池井戸潤ワールドを堪能できる。 一部のエピソードは、...

池井戸潤による全6話の短編集。 そうとは知らず読み始めたが、どの話も人生の機微が緻密に表現されており、登場人物の心情が手に取るように伝わり、さくさくと読むことができた。 どれも比較的バッドエンド寄りの結末が多いが、短時間で濃厚な池井戸潤ワールドを堪能できる。 一部のエピソードは、もう少しその後のストーリーが見たいという思いも残った。その点を加味して星3つとする。

Posted by ブクログ

2025/11/09

都内の中小企業と銀行(信金)の融資課との短編集。 池井戸潤氏の作品が発表されてから(さすがの元バンカーですが) 自分の中で銀行員は 《人様のお金で人様よりいい生活をしている、法を犯していない金貸し》 という それ悪意じゃね、みたいな印象になってしまっている。 もちろん、...

都内の中小企業と銀行(信金)の融資課との短編集。 池井戸潤氏の作品が発表されてから(さすがの元バンカーですが) 自分の中で銀行員は 《人様のお金で人様よりいい生活をしている、法を犯していない金貸し》 という それ悪意じゃね、みたいな印象になってしまっている。 もちろん、そんな人ばかりではなく中小企業を育てたいとか応援したいととか純粋にそう思う人もいると思う。 でも、そういう人ってバンカーで勝ち上がっていくのは難しいんだろうな、とも思う。 公私を割り切れる人、 感情に流されない人、 ビジネスに私情をはさむことなくどんな判断でも(たとえそれが冷酷で死刑宣告に近くても)迷わずにできる人 そんな人が評価される業界(それらができない人はバンカーには向いていない)なんだろう。 他人にも自分にも甘い自分にはできないな。 ストーリーは、相変わらず金融業界に疎い人でも分かりやすくさくさく読める。 池井戸氏の作品は、いつも分かりやすくて腹が立って悔しくてほっとしておもしろい。

Posted by ブクログ

2025/10/15

企業と銀行という切っても切れない関係をテーマにした短編集。どんでん返しあり、熱い話あり、バッドエンドもありですがとにかく経済やお金に関してど素人の僕でも分かりやすい文章とストーリーに脱帽そして勉強になりました。

Posted by ブクログ