商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/04/01 |
JAN | 9784048741859 |
- 書籍
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翼に息吹を
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翼に息吹を
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商品レビュー
3.8
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昭和20年、戦況が厳しくなり特攻機が沖縄に向けて飛び立つ陸軍知覧。手を掛け整備した機体が一機増えるごとに、またひとり若い命が消えると整備班長の須崎少尉の苦悩。お国のためと「ちょいと空母でも沈めてきます」と飛び立つ特攻隊員もいれば4度故障を理由に帰還し、5度目の出撃で故郷近くに自爆...
昭和20年、戦況が厳しくなり特攻機が沖縄に向けて飛び立つ陸軍知覧。手を掛け整備した機体が一機増えるごとに、またひとり若い命が消えると整備班長の須崎少尉の苦悩。お国のためと「ちょいと空母でも沈めてきます」と飛び立つ特攻隊員もいれば4度故障を理由に帰還し、5度目の出撃で故郷近くに自爆した有村少尉。そして、長崎広島はの原爆投下、天皇の玉音放送。基地内の混乱、整備の中川軍曹の自決。想像を絶する時代背景に愕然とした。戦争の意義、特攻の意味とは何だったのだろう?。当時の若者は真から国に命を捧げたのだろうか?
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知覧特攻平和会館に行った事がある。その時は、ちゃんとした背景を知らなかった。その頃の日本の状況、人々の心情は実際に体験しないとわからないが(語るのはおこがましい)、ただただ戦争は人を変えるし、そこにのまれてしまう事を恐ろしいと感じた。
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昭和20年終戦間近、知覧飛行場の特攻機の整備員と特攻隊隊員との葛藤。潔しとして沖縄洋上の敵艦艇に特攻する者、何度も飛行機の故障を理由に舞い戻る者。敗戦濃厚の状態でこの作戦は一体なんだったのだろうかと。
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