商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/03/24 |
JAN | 9784094521900 |
- 書籍
- 文庫
侍ニーティ
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侍ニーティ
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
思ったよりコメディというよりもちゃんと恋愛小説してて、そこはある意味予想外だった。私は好き。 実を言うとこの方の二作目から読んだのだが、それも面白かったのでデビュー作にも手を伸ばしてみた次第。しかしヒーローがどちらも引きこもり・・・(笑) 前向きなヒロインなところも似てる。強い女...
思ったよりコメディというよりもちゃんと恋愛小説してて、そこはある意味予想外だった。私は好き。 実を言うとこの方の二作目から読んだのだが、それも面白かったのでデビュー作にも手を伸ばしてみた次第。しかしヒーローがどちらも引きこもり・・・(笑) 前向きなヒロインなところも似てる。強い女の子がお好きなのだろうか?それでしたら同意ですが! 最近の新人作家さんの中では個人的に要チェックです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「拙者は社会の塵でござる。働きもせず、地縛霊などに甘んじて朝から晩までテレビテレビ…」 ……というあらすじの一文に惹かれて購入。 田舎のボロ屋敷に引っ越してきたミツコが、屋敷に居着くニートな幽霊侍・シシを社会復帰させようと奮闘(?)する話。 侍の幽霊が日がな一日テレビにかじりついている、という前提も面白いですが、他にも、幽霊も就職しなきゃいけなかったり、引越し屋さんがお祓いの専門家でもあったり、コミカルな設定が随所で笑わせてくれます。 登場人物に関しては、狙いすぎな感じがするくらい極端な人が多く、キャラクター小説と言えるかも。 しかし、コミカルなのは前半までで、後半になるとシリアス色がぐっと増して、ラブコメというよりはただの恋愛小説。 最後、ヘタレなシシにミツコがカツを入れるなりしてコミカルなエンディングを期待していたのに、そんなこともなくすんなりと完結してしまったので、そこがちょっと残念でした。 あと、全編通して、ボイスドラマ化されることを前提として作られている印象。 話の簡潔さも、キャラクター小説なところも、純粋な小説としてよりは、音声化の方向で輝きそう。 新人さんということで、作り込むよりもスピード感やインパク重視ですが、難しいこと考えずに気軽に楽しめました。
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