BAT TRIP ぼくはコウモリ

中島宏章【著】

• 販売会社／発売会社: 北海道新聞社
• 発売年月日: 2011/03/25
• JAN: 9784894535916

商品レビュー

2015/04/18

カメラマン目線の本である

大食漢＝多いもので体重の半分の量を一晩で食べる
コウモリの翼は「薄い皮膚」
超音波はコウモリだけでなく、犬・猫・ハムスターも聞こえる
反響音の時間差＝エコーロケーションで狩りをする
足は小さくて筋肉がない＝上半身の筋肉発達＆体重を軽く＝下半身の筋肉＆骨は最小限
体温を下げて冬眠する
長生き＝キガシラコウモリで寿命３０年以上の例
１回に１～３頭の赤ちゃん、２週間で飛べるようになり、１ヶ月で独り立ち
日本３７種（２種絶滅）、北海道１９種
オオコウモリ類＝植物食、視覚生活、翼長80㎝ほど、北海道にはいない
コガタコウモリ類＝動物食、超音波、翼長20～40㎝ほど
血を吸うコウモリは世界で１種

コガタコウモリ類～＝樹洞、樹皮の隙間、枯葉、天井裏、壁の隙間、古いトンネル、地下水路、橋桁などの下など

2012/04/06

写真はすばらしいし、コウモリのことも知りたくなる。だけど、ムダなイメージシーンが邪魔して集中できない。内容を水増ししているかのような印象に思えた。写真も文も価値あるものなのだから、少なくてもいいのに。普通に作ってほしかった。

2011/07/01

動物写真家による北の生き物写真本。なにしろコウモリ類の写真がすばらしい。枯れ葉に入ったコテングコウモリの写真多数は驚くばかり。
眼福、眼福。