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ブッダ(文庫版)(5) 手塚治虫文庫全集

手塚治虫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/04/18
JAN 9784063738124

ブッダ(文庫版)(5)

¥1,100

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/03/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

セリフは喋ることはできるし 言葉にして伝えることはできる でも その先 言葉にある そこに宿る思いを声にすること その声に身を殉じて そのためだけに生きるということ 命と命 一人ではない 頭でわかるのその先にある 悟り 悟ったというは 容易いからこそ そこだけでは終わらない 広めていきたいと思うわけではない 聞きたい と思う命があるから 命で応えていく

Posted by ブクログ

2021/09/19

ブッダがついに、悟ったことを世界に広めようと動き出す。 最初の説法は鹿野苑の鹿たちに。「鹿の園」と呼ばれる野生鹿の楽園が当時の宗教家の集会所だったとのこと。 (奈良公園に鹿が多いのは、その仏話にちなんでのことなのかしら?) そして、初めはブッダを敵視していたバラモンたちが、ブッ...

ブッダがついに、悟ったことを世界に広めようと動き出す。 最初の説法は鹿野苑の鹿たちに。「鹿の園」と呼ばれる野生鹿の楽園が当時の宗教家の集会所だったとのこと。 (奈良公園に鹿が多いのは、その仏話にちなんでのことなのかしら?) そして、初めはブッダを敵視していたバラモンたちが、ブッダが人や動物を助けるために発揮する力を目の当たりにし、次々に弟子になっていく。

Posted by ブクログ

2011/07/10

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っ...

『ブッダ』。3000ページにも及ぶ、ブッダの一生を描いた長編。仏教に対する手塚治虫流の解釈が散りばめられ、「苦悩するひとりの弱い人間」としてのブッダが鮮やかに、かつ大胆に描かれています。仏教やブッダに対する思想入門書としても最適でしょう。僕にとっては、本書は人生訓としても成り立っています。 「いつも次のことを考えなさい。いま自分は何をしているか、自分のしていることは自分にとって大事なことなのか、人にとって大事なことなのか、そして大勢の人にとって大事なことなのか!国じゅうの人にとって大事なことなのか、世界の人にとって大事なことなのか、この自然にとって、あらゆる生きものにとって大事なことなのかよく考えなさい」(第4部でのブッダの台詞)を、僕は特によく思い出します。

Posted by ブクログ

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