商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2011/04/28 |
JAN | 9784575838992 |
- コミック
- 双葉社
罪と罰(10)
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罪と罰(10)
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
シリーズ最終巻。 ドストエフスキーの作品のように無神論的な絶望からの救済というテーマを、現代の日本社会を生きる青年に仮託して描くことはほとんど不可能だろうと感じていたので、どういう結末になるのかと思いながら最後まで読み通しましたが、結果としては見事な成功を収めているように思いま...
シリーズ最終巻。 ドストエフスキーの作品のように無神論的な絶望からの救済というテーマを、現代の日本社会を生きる青年に仮託して描くことはほとんど不可能だろうと感じていたので、どういう結末になるのかと思いながら最後まで読み通しましたが、結果としては見事な成功を収めているように思います。 身近な他者とのつながりの内にあったささやかな幸福を、決定的に失った果てにようやく見出すという、弥勒のたどり着いた結末が、ドストエフスキーに比してスケールの小さなものになっているという感想を抱く向きもあるでしょうが、少なくとも自分には、現代の日本を舞台にしたエンターテインメント作品であることを考慮するならば、これ以上に読者を納得させるような結末は思いつくことができません。
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絶対に自分が正しいと思ってる狂った輩ほどやっかいなものはないくせに、弱いってのが何だか情けない 後味はなかなか悪いです 毒度:★★
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古き名作をリメイク。最近の映画、漫画、アニメなどによく見られる。 こちらもそのひとつ。 リメイクものは、名作どのように噛み砕いていくか、作者の力量の見せ所だが、この漫画はその中でもかなりイイ線を言っていると思う。 この漫画は犯罪を美化したいのではなく、魂の救済を描いているわけだが...
古き名作をリメイク。最近の映画、漫画、アニメなどによく見られる。 こちらもそのひとつ。 リメイクものは、名作どのように噛み砕いていくか、作者の力量の見せ所だが、この漫画はその中でもかなりイイ線を言っていると思う。 この漫画は犯罪を美化したいのではなく、魂の救済を描いているわけだが 主人公が超えてはならないラインを超えてしまっただけに、どうしても重く苦しい話になってしまう。 ラストは、ある程度予想した通りだったが、気持ちのよいラストだった。 ただ、ヒロインであるエチカに人物的な深みがなく 意味もなく暴力的だったり、女性としての魅力が 感じられなかったのが残念。 お姉さんもそうだが、作者の女性への偏見のようなものを感じた。
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