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ウェブ×ソーシャル×アメリカ 「全球時代」の構想力 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/03/19 |
JAN | 9784062880930 |
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ウェブ×ソーシャル×アメリカ
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商品レビュー
3.6
55件のお客様レビュー
webの世界の巨人たちに影響を与えたカウンターカルチャーなど、アメリカの根底にある思想を分析した一冊。面白い視座。
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◆Google、Apple、Facebookなど、米国発のネットワーク・ビジネスは、60年代米国のカウンターカルチャー、ひいては米国社会・歴史の産物。そう主張する本書の内容は、米国社会思想にまで言及する重厚さ◆ 2011年刊行。 著者はコミュニケーション・コンサルタント。 ...
◆Google、Apple、Facebookなど、米国発のネットワーク・ビジネスは、60年代米国のカウンターカルチャー、ひいては米国社会・歴史の産物。そう主張する本書の内容は、米国社会思想にまで言及する重厚さ◆ 2011年刊行。 著者はコミュニケーション・コンサルタント。 21世紀の中核的ネットワーク・メディア(Google、Apple、Facebookを軸にTwitterが猪口猪口。Microsoftに殆ど言及しないのが時代とも、ネットワークメディアとの疎遠さとも)夫々の特徴を比較しつつ、その淵源を ➀ 60年代米国カウンターカルチャー、 さらに ➁ 19世紀米国の社会思想、 あるいはさらに ➂ 西欧でのローマの影響力 にまで遡行して検討している書。 正直➀➁のアメリカ社会史的特徴を見聞する機会がなく、叙述内容は知らないことだらけ。そういう意味では、読後感はなかなか難儀な書だなぁというもの。 ただ、エピローグを読むと種明かしもされており、PC誕生の機縁、インターネット開発の目的を考えると、冷戦の産物と言えなくもないところだ。 一方、 ➀ アプリを含むソフトウェア開発がハリウッド化している点。 ➁ これらソフトウェアの社会に対するインパクトが、工学的なシステム構築・建築におけるアーキテクチャー構築に近似しているとの指摘。 ➂ オープン・アーキテクチャーの雄たるTwitterは、オープンであるが故に必然的にフェイクという遊び・余力・伸びしろを不可避とする。つまり、フェイクニュースの拡散とは構造的に不可避である可能性に言及したとも。 ➃ 90年代の企業評価方法の変動により、短期的利益の追求だけが評価の対象となってしまわざるを得なかったが、それでは長期(10~30年先)の展望は開けないことから、近視眼的役割を担うトップと長期的視野(=夢や未来像を語る)のトップとを役割分担している。残念ながら日本企業でこの役割を上手く分担できているトップは如何ほど在ろうか?。 ➄ アメリカの東と西との文化的差異 などなかなか興味深い指摘も彼方此方にある。 もっとも、知識不足以外に起因する読みにくさもないとは言えない。「あとがきに代えて」に弁解めいた意図について書かれるが、主体的に情報の森にさらに分け入ることが即時に可能なウェブという媒体と、読み手の側の既有の知識や発想を軸に理解・反論・批判・受容・納得・賛意といった読み手の反応を惹起させる、いわば触媒というべき紙の本とは違うフォーマットであり、著者がこれを咀嚼した上で叙述・推敲がなされないと、こちらとしても困ってしまう。
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アメリカで生まれたITサービスについて記述した一冊。 Web2.0以降かと思いきや、それ以前のARPANETの頃から記述があり、その手の歴史が知りたい人には楽しめるかと。
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