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赤の他人の瓜二つ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2011/03/19 |
| JAN | 9784062168823 |
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赤の他人の瓜二つ
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商品レビュー
3.5
17件のお客様レビュー
時々、小説を読む。安部公房みたいなタイトルに期待したが、手に取ったこの本は、間違いだった。脈絡なく、時代も主体も遷移する。二人の肉体や能力、環境などの初期設定が同じなら、その後の人生は、似通ってくるだろうか。まるで双子比較のような思考実験だが、本作は更にメタ。小説家という複数の人...
時々、小説を読む。安部公房みたいなタイトルに期待したが、手に取ったこの本は、間違いだった。脈絡なく、時代も主体も遷移する。二人の肉体や能力、環境などの初期設定が同じなら、その後の人生は、似通ってくるだろうか。まるで双子比較のような思考実験だが、本作は更にメタ。小説家という複数の人生を操る身分が陥る体感を、修辞的に用いた錯視。近接した距離感では気付かない、気付かせない、瓜二つな赤の他人。神=作家のみが知る、関連性や自在性。 ー これまでに経験し記憶している一切は、自分と言う一人の人間の死と共に跡形もなく消え失せてしまうものなのか。 テーマや狙いが透けて、読み手に甘えているので面白い小説ではなかった。だからどうした、と。残念ながら、感情がリンクしない。
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筋が追いにくいという人もいるが、私はそんなことは無く、読みやすかった。時間がふわっと流れている独特の世界観、雰囲気を感じる小説。もっとこの著者の本を読みたいと思う。
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ずっと磯崎憲一郎の作品は読みたいな、と思いながら、読んでいなかった。これが初めて手につけた作品ていうことになる。のだけれども、予想以上に読みやすく、そして、面白かった。他のも読んでみようかしら。(12/2/13)
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