商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ソフトバンククリエイティブ |
発売年月日 | 2011/03/19 |
JAN | 9784797362732 |
- 書籍
- 文庫
巨人たちの落日(上)
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巨人たちの落日(上)
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商品レビュー
4
19件のお客様レビュー
とても読み応えのある小説(567頁!)だが、まだ上巻で中巻・下巻と続く。 第一次大戦もの、特に開戦外交史に関心があって色々読んできたが、本巻の特色は、実際にその時代に生きる人、それも外交史に出てくるグレイ外相やヴィルヘルム2世といった有名人ではなく、上は英国貴族の兄弟や、ドイツ...
とても読み応えのある小説(567頁!)だが、まだ上巻で中巻・下巻と続く。 第一次大戦もの、特に開戦外交史に関心があって色々読んできたが、本巻の特色は、実際にその時代に生きる人、それも外交史に出てくるグレイ外相やヴィルヘルム2世といった有名人ではなく、上は英国貴族の兄弟や、ドイツやオーストリアのロンドン駐在武官(貴族)から、下はイギリスの炭鉱労働者やロシアの日雇労働者まで、その生活の息遣いまで生き生きと描かれているとともに、彼らを取り巻く時代背景がとても理解しやすく表現されている。とにかく分厚いので、読み切るには覚悟がいるが、頑張って下巻まで読み切りたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時代は20世紀。炭鉱で働くエセル家族の話が辛くてなかなか進まずにいたが、フィッツ家に舞台を移ると読むスピードがアップ。第一次世界大戦前夜の人間模様が生き生きと、またエセル家族の背景もとても大事だったと感じた上巻。大聖堂よりも身近に感じる時代もありこちらの方が好み。これから戦争に突入していく。辛い別れが待っているような気がするが早く読みたい。
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分厚いが、なかなかに面白く読みやすいので ガシガシ読めてしまった。 このバラバラに登場する人たちが、どう繋がっていくのか 彼彼女らの今後が気になるところであります。 難点は名前が覚え辛くて、この人誰だったっけと 登場人物確認しつつ読んでる点かな。(私だけかも知れんが)
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