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帝国海軍の勝利と滅亡 文春新書
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帝国海軍の勝利と滅亡 文春新書

別宮暖朗【著】

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帝国海軍の勝利と滅亡 文春新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/03/18
JAN 9784166608003

帝国海軍の勝利と滅亡

¥902

商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2019/11/18

戦争について大本営について書かれたものを読むと、陸軍について多かったが、海軍について読むのは気付けば少なかったな。 海の山本、空の山本。 日本海海戦で歴史に残る完全勝利をおさめた山本権兵衛。日本を破滅へと導いた真珠湾奇襲の山本五十六。ペリー来航以来、日本海軍における二人のリ...

戦争について大本営について書かれたものを読むと、陸軍について多かったが、海軍について読むのは気付けば少なかったな。 海の山本、空の山本。 日本海海戦で歴史に残る完全勝利をおさめた山本権兵衛。日本を破滅へと導いた真珠湾奇襲の山本五十六。ペリー来航以来、日本海軍における二人のリーダーの光と影を軸に誕生から消滅までが書かれた一冊。 華々しいという言葉を使って良いのか微妙だが、海軍の栄華は日露戦争までの明治海軍までだな。 日清日露戦争に完全勝利し、合理主義は影を潜め、神秘主義が台頭する。「御稜威」つまり皇統連綿たる大日本帝国ゆえに勝てたと、海軍将校まで精神主義を言い始める。 太平洋戦争へ向かう昭和海軍は、現在の官僚体制丸出しだ。 山本権兵衛が心血を注ぎ、日本海海戦勝利によって頂点に立った帝国海軍は、40年後、もう一人の山本によって滅亡するのだ。 参考文献が全くないので、かなり著者の主観に拠った感は否めないな。

Posted by ブクログ

2019/03/12

帝国海軍は善玉論を一蹴する、目から鱗の革新的内容 陸海二元統帥 山本権兵衛 これが国を滅ぼした 陸軍の北進論に対して、海軍は南進論・対米英開戦で対抗 自分の権益拡大しか関心無い 国家については無責任 軍人は大局観がない 戦争の勝敗より、作戦の短期的当否 ハワイ作戦の戦略的意味は...

帝国海軍は善玉論を一蹴する、目から鱗の革新的内容 陸海二元統帥 山本権兵衛 これが国を滅ぼした 陸軍の北進論に対して、海軍は南進論・対米英開戦で対抗 自分の権益拡大しか関心無い 国家については無責任 軍人は大局観がない 戦争の勝敗より、作戦の短期的当否 ハワイ作戦の戦略的意味は無い むしろマイナスばかり 将校団が保守化・密室化 終身雇用で共同体化 パラダイム転換が不得手 新技術を拒絶  巨砲より魚雷 第二次大戦での主力艦撃沈 情報量よりも分析能力 これは至言 情報過多の現代こそ 二度の大失敗 いずれも近衛文麿 ①蒋介石の和平案 トラウトマン和平工作 ②アメリカの和平案 4.16日米諒解案 御前会議の欠点 最終決定者の不在 戦争計画は一人歩きする 政治は止められない

Posted by ブクログ

2016/09/30

The stereotypic images of the virtuous navy and the evil army was removed.

Posted by ブクログ

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