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二流小説家 ハヤカワ・ミステリ1845
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二流小説家 ハヤカワ・ミステリ1845

デイヴィッド・ゴードン(著者), 青木千鶴(著者)

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二流小説家 ハヤカワ・ミステリ1845

2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/03/11
JAN 9784150018450

二流小説家

¥2,090

商品レビュー

3.4

162件のお客様レビュー

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2026/01/04

刊行当時のミステリー評価誌で三冠を取ったという事で結構期待して読んだのですが、ミステリーというよりはサスペンスだったし寄り道が多かったな、というのが感想です。 変名でポルノ誌などに文を売っている底辺作家に数年前にニューヨークを騒がせた連続殺人鬼から事件の告白本の執筆依頼が。これ...

刊行当時のミステリー評価誌で三冠を取ったという事で結構期待して読んだのですが、ミステリーというよりはサスペンスだったし寄り道が多かったな、というのが感想です。 変名でポルノ誌などに文を売っている底辺作家に数年前にニューヨークを騒がせた連続殺人鬼から事件の告白本の執筆依頼が。これは一発逆転のチャンス!と話を聞きに刑務所に行くもなんか変な条件提案されて従ったら大変なことになっちゃったよ!という内容。 寄り道とは作者の中の作家論とか女性論など。ミステリー論ももちろん出てくるし、また主人公は作家だから変名で書いた作品を作中に登場させるのもまあありよなぁとは思いますが、そういったものが本筋はおろか事件解決のヒントとかにすらならないのはどうにかならなかったのかな、と思いました(とはいえ190ページあたりの読者論は結構好きです)。 終盤の目まぐるしい展開やドンデン返しぶりはなかなか良かったのですが、そこに至るまでが長くて惜しかったなーというのが正直なところです。

Posted by ブクログ

2026/01/03

もう15年近く前に刊行された本で、付された帯には「史上初、三冠達成!」の文字が踊る。日本のミステリーベスト10での三冠らしい。入手してから10年以上も寝かせたような気がする(たぶん)。 様々な筆名で各種ジャンル小説を書き殴ってきた売れない作家の元に、刑務所から1通の手紙が届く。4...

もう15年近く前に刊行された本で、付された帯には「史上初、三冠達成!」の文字が踊る。日本のミステリーベスト10での三冠らしい。入手してから10年以上も寝かせたような気がする(たぶん)。 様々な筆名で各種ジャンル小説を書き殴ってきた売れない作家の元に、刑務所から1通の手紙が届く。4人の女性を惨殺し、3ヶ月以内に刑が執行される死刑囚から“告白本”を書かないかという申し入れだった。 解決済みの殺人事件をネタにどうミステリーに仕立てるかに興味が沸くが、コメディータッチの本書はなかなか進まない。さらに、彼が書いてきた小説の断片がところどころに挿入されうざい。 半分ほど読んだところでいきなり様相が変わる。この転換が凄まじくて、少々げんなりした。一応事件が解決した後も、さらなる真相が暴かれていく構成はおもしろい。が、なぜそれに気づけたのかの説明が弱いと思う。

Posted by ブクログ

2021/06/07

「ミステリ小説ファンは保守的である。定められた枠の中で異物(犯人)が現れるも最後には自分たちの常識の範囲に収まることで安心感を得て、喜びを感じている」と、主人公の“二流小説家”が作中で語る。 挿入された「ヴァンパイア小説」「SF小説」は、主人公の言うところの「法則」に従い、読者...

「ミステリ小説ファンは保守的である。定められた枠の中で異物(犯人)が現れるも最後には自分たちの常識の範囲に収まることで安心感を得て、喜びを感じている」と、主人公の“二流小説家”が作中で語る。 挿入された「ヴァンパイア小説」「SF小説」は、主人公の言うところの「法則」に従い、読者の求めに応じて書いたものという。 本筋の物語も、エロティズムを漂わせながら、ある意味「文学的」に進行するも、二度、意表を突かれる。そして、やや強引な理由付けでエンディング。 「堪能する」「感動する」「納得する」「楽しむ」のうち、「楽しむ」ことは十分できた。 「ハヤカワ・ポケットミステリ」の黄色い小口の装丁で、洒落て読むとなお幸せ。 2013年上川隆也主演で映画化されたと言う(見ていない)けれど、もちろんエログロはカットだったんでしょう……。

Posted by ブクログ