商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2011/02/28 |
JAN | 9784087713923 |
- 書籍
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国道沿いのファミレス
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国道沿いのファミレス
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商品レビュー
3.7
51件のお客様レビュー
ファミレスの社員として働く社会人三年目の佐藤善幸の視点で語られる、首都圏からやや離れた小さな町を舞台にしたライトノベル。平凡ながらも少し特殊な事情を抱えた家族や友人、職場の人達との関わりで少し成長していく姿が描かれる。 どんな作品か予備知識無しに読みはじめて、よくも悪くも「最近...
ファミレスの社員として働く社会人三年目の佐藤善幸の視点で語られる、首都圏からやや離れた小さな町を舞台にしたライトノベル。平凡ながらも少し特殊な事情を抱えた家族や友人、職場の人達との関わりで少し成長していく姿が描かれる。 どんな作品か予備知識無しに読みはじめて、よくも悪くも「最近の日本映画の典型みたいな描き方」という印象だった。小さな町、というより昔の「村」を彷彿とさせるようなプライバシーのない地域でそれぞれの私生活は丸見えになっていて、それによる軋轢がたくさん生まれる。感情移入しづらい登場人物が多くはあるが、後半は続きが気になって一気に読んだ。そこそこ楽しんで読めた。
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小説すばる新人賞受賞作 人の心の機微が、するすると描かれて読みやすい作品だった。 ほとんど愛人のもとにいて、帰宅しない父親 あれ?って思う設定だが、読みゆくうちにその父親像はするっとはいってくる どの人物設定もなかなかあり得ないが、作者の手にかかると、あらそうなのねと納得してしま...
小説すばる新人賞受賞作 人の心の機微が、するすると描かれて読みやすい作品だった。 ほとんど愛人のもとにいて、帰宅しない父親 あれ?って思う設定だが、読みゆくうちにその父親像はするっとはいってくる どの人物設定もなかなかあり得ないが、作者の手にかかると、あらそうなのねと納得してしまう。 不思議な作家だ。 欲を言えば、粧子との距離感がなくなっていく過程を、もっと書き込んで欲しかった。 小説の最終話に近づくにつれて、時間を急ぎすぎた感が否めない。
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本当に一筋縄ではいかない人間模様。 読んでいてなんか辛いのは、煮詰まった人間関係?閉塞感? 大黒柱であるはずの父親の開き直ったふらふら感かな、最後まで心落ち着かない話でした。
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