商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2011/02/16 |
JAN | 9784758435246 |
- 書籍
- 文庫
菊月の香
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菊月の香
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
蕎麦売り平次郎人情帖 シリーズ2 南町奉行所定町廻り同心菊薗平次郎は、捉えた男の遺児により、妻と長女を殺され、その事件をきっかけとして、末娘に婿を取り、自身は隠居し、蕎麦売りの屋台店を始めた。 出汁に拘り、少々根は張るが、界隈では、評判となっている。 平次郎は、 長女・萌の元許...
蕎麦売り平次郎人情帖 シリーズ2 南町奉行所定町廻り同心菊薗平次郎は、捉えた男の遺児により、妻と長女を殺され、その事件をきっかけとして、末娘に婿を取り、自身は隠居し、蕎麦売りの屋台店を始めた。 出汁に拘り、少々根は張るが、界隈では、評判となっている。 平次郎は、 長女・萌の元許嫁・定町廻り同心の北原や、元手先の天麩羅屋の鶴七、地廻り酒の行商・蔦吉等の手助けを受け、江戸市井の人々の苦悩や悲しみを救う為、活躍する。 平次郎が住む長屋の住人で、付け木の振り売りをして、その日暮らしの、お舟が、富くじにあたる。 物貰いの丑の過去が明らかになる。 他
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- ネタバレ
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シリーズ第2弾。 続編が読みたくなって購入。 3話ともいい話だった。丑の素性がわかったのと、お舟の過去がわかった。こうやって登場人物がクローズアップされながら人間模様が描かれているのが楽しい。第3弾にこれから入る。
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富くじが当たったお舟に群がる人々。こういうときだけ身内の顔をする人たち。 物乞いの丑。 簪職人が身代わりになった理由。 大団円ではないほろ苦さがリアル。 情けは人のためならず。
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