商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/02/10 |
JAN | 9784048704359 |
- 書籍
- 新書
ウィキリークス
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ウィキリークス
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
おもしろかったと思う。 p53あたりのアサンジ(と思われる人物)の考え方は面白い。ウィキリークスを生み出す原動力となったロジックがどのようなものであるか、理解した。 それが正しいのかどうか。内部告発はタブーの一つではあるが、存在し続けていいように思った。が、それがウィキリーク...
おもしろかったと思う。 p53あたりのアサンジ(と思われる人物)の考え方は面白い。ウィキリークスを生み出す原動力となったロジックがどのようなものであるか、理解した。 それが正しいのかどうか。内部告発はタブーの一つではあるが、存在し続けていいように思った。が、それがウィキリークスのような形になって誰もが承認するような存在となってしまうことには疑問を感ずる。要するにウィキリークスはやりすぎたと思う。 内部告発は、権力者の共謀を防ぐためにある。とすれば、どこまでの内部告発が必要なのか。 自分では結論を出すことができないのだけれど、内部告発は共謀に対しダメージを与える最終手段的なものであり、それを常態とするシステムは違うと思うんだなあ。 いろんなチェック機構の設立を無視している気がするんだ。 気がする、というようにしか主張できないのは勉強不足。。。 サイファーパンクスの主張も面白い。 デジタル市民の自由は国家が法律で守るのではなく、電子暗号技術によって守られるべきだ、というもの。 電子暗号技術の発達が変革を起こすことは確かだと思う。 変革は多岐にわたるから全く予想できないわけだけれど。それがよいことなのかどうかさえわかりにくい。 科学的ジャーナリズムという考え方を見ると、ウィキリークスもネットの潮流の一つなんだなーと感じた。 専門家に独占されてきた権利を、ばらまくっていう流れね。 ウィキリークスの匿名を保つ技術と、内部告発という性質を並べたとき、ウィキリークスは脅威となる。 ウィキリークスとは交渉のしようがないからだ。責任の取らせようもない。 既存のメディアは本社があり、社長がいて、株主総会があり(本当にあるか?)、情報は調べる余地がある。力に物を言わせることが可能だ。 しかしウィキリークスは力のかけようのない相手だ。情報をほぼ制圧したウィキリークスは強いわけだ。見えない敵。脅威になるわけよ。 技術が発達すれば、このような脅威は増えるに違いない。 それは望ましいことなのか。今のところそうではない。 どうなることやら。 ****************** 他の人のレビューを見て。 記者クラブに言及していた部分もあった。 確かに余計なものをつけてかさまししていた感はありました。 だけれども、そればかりじゃないし、これはこれでいいと思う。
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ウィキリークスをだしにメディア論を語っているだけで、朝日新聞が公電を解析した結果をニュースにした現在、特に読む必要はない
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ニューメディアとしてのウィキリークスでは記者がニュースネタをかぎつけるために彼方此方を駆け回ることはない。他力本願が自然体なのだ。 ウィキリークスは内部告発サイトとしてのモデル、アドボカー(主張型)ジャーナリズムとしてのモデル、既存メディアとの協働モデル。 ウィキリークスが公開し...
ニューメディアとしてのウィキリークスでは記者がニュースネタをかぎつけるために彼方此方を駆け回ることはない。他力本願が自然体なのだ。 ウィキリークスは内部告発サイトとしてのモデル、アドボカー(主張型)ジャーナリズムとしてのモデル、既存メディアとの協働モデル。 ウィキリークスが公開した外交電文の中でも最も関心を集めたものは米国政府が秘匿した情報を暴露したものだった。これはアサンジが目標とする開かれた政府に向けたウィキリークスの理念を具体化するものだが、米政府は機密の公電公開を無謀で危険な行為と激しく非難し対立が深まっている。 ・ワシントンから出先機関に送られた公電 ・海外に駐在する外交官が本省に送った公電 情報は共有者が多いほど、流出のリスクも高くなる。 ウィキリークスを支持するハッカー活動家が、米国政府などへサイバー攻撃をしかけている。 米国を先頭とする自由主義の先進国は情報公開を制限する国儀にもいうれは解放に向かうだろう。 ネットなら生の情報が見れるということで、テレビでの編集される政治からネットに出演する小沢氏のような人が増えてくることは良いことだ。 ウィキリークスは権力側が出したくない情報を公表するメディアとして役割を果たしている。
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