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こうすれば日本も学力世界一 フィンランドから本物の教育を考える 朝日選書874
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2011/02/10 |
JAN | 9784022599742 |
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こうすれば日本も学力世界一
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
世界一と呼ばれるフィンランドの教育。日本の教育とは違い、個々の能力や興味関心に合わせて行われている。楽しく学べそうな環境だと思う。
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p50 収入がストレートに教育条件になるわけではないが、収入に大きく依存した教育条件の存在が浮かび上がってくる→「文化資本」(ブルデュー) 3つの形態 ①「客体化された文化資本」絵画、蔵書等の文化財、楽器で能力発達を促し発現させるもの ②「制度化された文化資本」学歴、資格、免許状など。学歴が高ければ①を使いこなせる力があるだろう、資格・免許状などがあれば、専門的な知識を使用する力があるだろう ③「身体化された文化資本」言語の使い方、ふるまい方、好みや美的センスなど、慣習的行動として表れるもの p89 「生活日課帳」 ①年と月 ②週の目標 ③1週間の出来事、自分がすること ④週の学習計画 ⑤今週とてもうまくいくようにすること(重点目標) ⑥今週好きになった本 ⑦今週は今年の何週目 ⑧計画の実施日誌(実際にどのように計画を立てて実行したか) ⑨英語課題(あなたの好きなスポーツを描いて色を塗りましょう) ⑩親と先生の所見 ⑪理系の課題(試合は1時間15分経過ししました。時計の針を書き入れましょう) ⑫文系の課題(次の言葉を使って文章を作りましょう。「私の」「外へ」「ともに」「行く」「犬」) 月曜日になると①~⑤を授業中に書き、その週の学びと行動の見通しを立てる。金曜日になると⑥以降を授業中に書いて、一週間で自分が学んだことを確認させる。 日本の教育は間違えた方向に進んできてしまった。本書が書かれた時から時間が経ったので、教育改革は当然行われているだろうが、教育が消費される物であってはならないというのは変わっていないだろう。フィンランドの教育の良い面を部分的に取り入れても効果的に変わるかはわからない。先の見えない世の中を生き抜く力とは何か。それが、一言で言えるような簡単なものではないということはよく理解しておきたい。多分正解もないだろう。だからこそ、正解を導ければ◯がもらえる教育や評価方法ではダメなのだ。自分が受けてきた教育と違う価値観なのでなかなか受け入れられず、頭で分かっても実際にとなると、学校とはこういうものだと古い価値観で考えてしまうが、そこに反省。とにかく、教育は変わらなくてはならない。そのことをよくよく考え続ける必要がありそうだ。
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フィンランド教育の紹介本は多くなったが、単なる紹介にとどまらず、知識とは、学びとは、学力とはを問いながらフィンランドと諸外国の教育を比べている。サブタイトルどおり、まさしく「本物の教育を考える」という内容。
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