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まおゆう魔王勇者(2) 忽鄰塔の陰謀
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まおゆう魔王勇者(2) 忽鄰塔の陰謀

橙乃ままれ【著】

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まおゆう魔王勇者(2) 忽鄰塔の陰謀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/01/31
JAN 9784047269941

まおゆう魔王勇者(2)

¥1,320

商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2024/07/27

人間界における経済戦と戦争の前半と、魔界で氏族同士の思惑が交差する忽鄰塔(クリルタイ)の会議戦の後半。登場人物の深掘りが進んで関係性も交差して面白さが加速する。三子弟の活躍も良い。特2巻後半から3巻にかけての魔族サイドの信頼が紡がれていく辺りは見所の一つ。

Posted by ブクログ

2020/04/15

第2巻は小麦を巡る話と、魔王軍の各種種族をまとめる話が中心。前者は経済の話を持ち込んでおり、後者はいわゆる会議ものであり、どちらもファンタジーではあまりない話なので面白いなぁ、と感じました。その要素が物語にきちんと合致しているのも良いです。 巻末の対談を読むと、この物語を作りに...

第2巻は小麦を巡る話と、魔王軍の各種種族をまとめる話が中心。前者は経済の話を持ち込んでおり、後者はいわゆる会議ものであり、どちらもファンタジーではあまりない話なので面白いなぁ、と感じました。その要素が物語にきちんと合致しているのも良いです。 巻末の対談を読むと、この物語を作りにあたって作者が考えている事が分かって興味深かったです。 続きも楽しみながら読み進めたいです。

Posted by ブクログ

2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻の最後で南部3か国は聖王国を中心とする中央諸国と袂を分かつことになり、更にはこの巻の序盤で宣戦布告される状況にまで発展します。  一方南部側は魔王不在の状況でこれに対処しなくてはならず、そこで冬越し村で魔王から教育を受けた子弟達が南部3か国で重要な役割を果たしていくのですが、彼らが魔王から教えられた知識だけでなく、それぞれ独自の上積みを重ねて成長していく所が立派でした。 勇者達サイドの方でもかつての勇者パーティーのメンバー、女魔法使いが登場して、その桁外れの魔法もさることながら、周りのペースを崩しまくる不思議ちゃんぶりで勇者達の中に入り込んできます。 そして今回最もストーリーで大きな役回りを果たしたと言えるのが青年商人で、先物取引システムなどを駆使しつつ小麦を買いあさって小麦の価格を操作し、国々の物流や、中央諸国による南部侵攻などに多大な影響を与えるというスケールの大きさを見せてくれます。

Posted by ブクログ

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