![猫も杓子も 新装版 文春文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001650/0016504728LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/02/10 |
JAN | 9784167153441 |
- 書籍
- 文庫
猫も杓子も 新装版
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
猫も杓子も 新装版
¥680
在庫なし
商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
なんだろうか。自由奔放で、まさに思うがまま、自分の欲望に正直に生きる浪速の女。ところどころで時代を感じさせるのであるが、現代でも充分に通用する恋愛模様が素晴らしい。 大阪弁でのやりとりがまた面白い。
Posted by
田辺さんの関西弁と、細かい心の描写、すこし斜めから世間を見てる感じは大好きですが、この本の主人公に共感できず。 また出てくる男女全員が全く魅力的じゃないため入り込めずに読了。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
絵を描くことを中心にテレビに出たりラジオに出たり、小説も書けば演技もする。旺盛に仕事に勤しむ30歳の阿佐子。 恋愛の方も然りで若い恋人の他にも狙っている男や偶然の出会いでちょっと盛り上がってしまう妻子持ちもいる。 真面目に実直に生きることをモットーにしている人間からしたら顔をしかめずにいられないような阿佐子の日常は、大阪の気質や大阪弁とうまい具合に溶け合ってなんとも粋に描かれている。 そんな面白おかしい日々も少しずつ雲行きが怪しくなってくる。いつまでも気楽に楽しくはいられないのか…。諦念のようなものがうっすらと見え隠れする終盤に、なんだか阿佐子に裏切られたような気がするのが不思議だ。
Posted by