自分のつかい方

F・M・アレクサンダー(著者), 鍬田かおる(訳者)

• 販売会社／発売会社: 晩成書房
• 発売年月日: 2010/09/01
• JAN: 9784893803665

商品レビュー

2017/12/04

アレクザンダー本人が書いたアレクザンダー・テクニークの本を読みたくて、調べたら普通にあった。
自分自身を完全にコントロールしたいのよ。だって、世の中でコントロールできるのは自分自身だけだから。

原題はThe Use of the Self。読みづらい文章を書く人だ。でも素晴らしい。アレクザンダーが見つけたものは、私が生きていく上で必要だと感じる。この感じが正しいと良いんだけど。原著を読もう。

http://www.alexander-tokyo.com/

2014/06/18

自分のつかい方、アレクサンダーテクニーク入門、アレクサンダー・テクニークの3冊の中で、唯一原著。
おっそろしく丁寧に動きを言葉で記述しているのだが、読みやすいとは言えない。でも、原著だけあって、他の本読んでこれ読むとあそこで言ってたことはこれ、とわかること多々あり。YOUTUBEで見て、これ読んで、他に何か1冊見るのがいいか。

2011/12/25

アレクサンダー・テクニークを開発者が見出した経緯とこのテクニークに基づく正しい総合的な身体の使い方とそのためのプライマリー・コントロールを身につけるためには、習慣的な誤った身体の使い方を止める（抑制する）こと、「正しい結果を目指す（エンドゲイン）＝正しいと感じる（実は誤った）感覚を信じる」罠にはまらず、正しい動作を意識し続けることが大切だと分かる。
しかし、テクニークの内容は教師につくしかなさそうで、何も書かれていない。本を読んでもテクニックは身につかない（楽器演奏の本を読んだだけでは演奏できるようにはならない）ことが書いてあるけれど、自分の使い方なのだからプライマリー・コントロールの原理や正しい使い方ができているかどうかの自己チェック方法などの内容はほしいと感じた。
書いてある内容は同意できるが、読んだだけでは得るところがなかった。
誤字や翻訳の分かりづらさもあり、出版編集の担当の方にも反省を求めたい。
11-95