1,800円以上の注文で送料無料

匪賊の社会史 ちくま学芸文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

匪賊の社会史 ちくま学芸文庫

エリックホブズボーム【著】, 船山榮一【訳】

追加する に追加する

匪賊の社会史 ちくま学芸文庫

1,100

獲得ポイント10P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2011/01/10
JAN 9784480093448

匪賊の社会史

¥1,100

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/06/14

「匪賊」という、文字通りの意味でも学術できな意味でも「はぐれ者」に焦点を当てた作品。ホブズボームというマルクス歴史学者が描いた作品である。 匪賊がどのような経緯で生まれているか、を押して解説している。「ドイツの三十年戦争では、匪賊のネットワークが広汎に維持された。」「困窮した地主...

「匪賊」という、文字通りの意味でも学術できな意味でも「はぐれ者」に焦点を当てた作品。ホブズボームというマルクス歴史学者が描いた作品である。 匪賊がどのような経緯で生まれているか、を押して解説している。「ドイツの三十年戦争では、匪賊のネットワークが広汎に維持された。」「困窮した地主がごろつきになる。南米へ行ったコンキスタドールが現にそうだった。」「政府の統治が及ばない地域では、土匪が権力を握っている。」などなど。一部はゲリラ化し、毛沢東の中国共産党の例に出し、論を進める。 ただ、内容自体が古いのか何を云っているのかわからない点も多い。もう少しかいつまんで書くこともできるように思える。ただ匪賊が社会に与えた影響もあるだろうし、「富者」と「貧者」の階級対立の一つの転化の形として顕れているのは明らかで、今後の研究はなされるのだろうか。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品