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傾物語
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傾物語
¥1,540
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商品レビュー
3.9
192件のお客様レビュー
西尾維新の<物語シリーズ>第6作。表紙が八九寺なので八九寺メイン回かと思うが、実は忍メイン回。 夏休み最終日、宿題を終わらすに絶望的な状況を前に、宿題をする時間を確保するため、忍と昨日へ"時間移動"することとなった暦だが、二人が辿り着いたのは"11...
西尾維新の<物語シリーズ>第6作。表紙が八九寺なので八九寺メイン回かと思うが、実は忍メイン回。 夏休み最終日、宿題を終わらすに絶望的な状況を前に、宿題をする時間を確保するため、忍と昨日へ"時間移動"することとなった暦だが、二人が辿り着いたのは"11年前の5月13日"―――八九寺真宵が母親の家に向かう途中に交通事故に遭い、死して怪異となった日であった。八九寺の"運命"を変えると決意する暦。"運命"を変えたその先に待つものとは―――。 「暦と忍、時空をかけ"運命"に挑む、二人っきりの物語。」 これまでのシリーズ作品と同様、キャラ同士の掛け合い◎、テキストのテンポ◎、構成力◎と、レベルの高さに舌を巻いてしまう。また、自分がすっかり八九寺メイン回と勘違いしていた為、展開に対する驚きがマシマシだった気がする。嬉しい誤算(怪我の功名?)。 忍メイン回&二人っきりということで、暦と忍のじゃれ合いを存分に楽しむことが出来る、忍ファンにっこりな一冊。私的ベストじゃれ合いは、「暦の無自覚べた褒め→忍の照れ隠し吸血鬼ック(「やんっ!」)」(165~166頁)。あとは、吸血鬼ようじょのすべすべあばらが堪r(自主規制) 勿論、笑いだけでない、シリアスで切ない展開もあり。暦と忍、二人のための素敵なエピソード。
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- ネタバレ
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タイムトラベルを扱った作品はいくつか読んだことがありますが、パラレルワールドも絡めてきたことには驚きでした。 相変わらずの、忍野メメの全てを見透かしたような発言が面白かったです。
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阿良々木君が斧乃木ちゃんに、台詞の最後につけていた『僕はキメ顔でそう言った』はどうしたのか尋ねた時の「黙れ」の切り返しがお気に入り。
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