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最果てのサーガ(1) 鹿の時
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2010/12/16 |
JAN | 9784569780641 |
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最果てのサーガ(1)
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最果てのサーガ(1)
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古の土地で生まれた永遠なる憎悪を内に宿しているものミサイアネス。それが肥沃な土地に侵出してくる。各部族から選ばれたものが協議会に集まり、ミサイアネスの軍勢と対抗することとなった。 アルゼンチンのファンタジー。ヨーロッパからの南米大陸侵略をモチーフにしたと思われる物語が、土地に古...
古の土地で生まれた永遠なる憎悪を内に宿しているものミサイアネス。それが肥沃な土地に侵出してくる。各部族から選ばれたものが協議会に集まり、ミサイアネスの軍勢と対抗することとなった。 アルゼンチンのファンタジー。ヨーロッパからの南米大陸侵略をモチーフにしたと思われる物語が、土地に古くから伝わる伝説や神話で彩られています。 一部族の男から話が始まり、その家族のこと部族のことへと話は進み、大陸全部を覆う物語へと膨らんでいく展開に心躍ります。 様々な部族が集まり協議会が開かれますが決して一枚岩ではなく、その中で謀略も裏切りも猜疑心も嫉妬も入り乱れます。それこそが悪しきものの戦略でもあり、ファンタジーの様式でありながらそこにあるものは人間の本質を問うものなのです。だからと言うべきなのか、物語の展開は辛辣で容赦がないです。 はじめは主人公にも取っ付きにくく、世界観も想像しにくかったのですが、読み進めていく内にそういうものとしてそのまま受け容れられるようになっていました。それは世界の骨組みがしっかりとしており、肉付けも魅力的だからですね。 物語は一旦幕を引きますが、まだ始まったばかり。これからの展開も楽しみです。
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珍しい南米発のファンタジー。海を渡りやってきた一群はまるで、かつて南米大陸に上陸したヨーロッパからの侵略者達のよう。対するは太古からの魔術と進んだ天文学の知識を持つ、地に足をつけて生きつづけてきた人々と不思議な生き物たち。 なかなか入り込めなくて読み進むのに時間がかかったけれど、...
珍しい南米発のファンタジー。海を渡りやってきた一群はまるで、かつて南米大陸に上陸したヨーロッパからの侵略者達のよう。対するは太古からの魔術と進んだ天文学の知識を持つ、地に足をつけて生きつづけてきた人々と不思議な生き物たち。 なかなか入り込めなくて読み進むのに時間がかかったけれど、骨太の読み応えのある作品だった。
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