商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/12/24 |
JAN | 9784101250540 |
- 書籍
- 文庫
夜の桃
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夜の桃
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商品レビュー
2.9
112件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
妻と不倫相手との間を行き来しているビジネス成功者の男性が、運命の女性と出会ってしまい凋落していく話。一人称視点でセックスへの礼賛や敬意のような価値観をベースに話が進んで行ったけれど、最終盤に語り手はセックスについてのそれ、書き手は女性に対してのそれを見ていたことが分かる。石田衣良さんの根本ってそこなのかと思う。 面白かったけど普通に大セックス話だから知人に勧められるかといったらまた別の話。
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昔読んだのであまり覚えていないけど、唯一覚えているのが結構エロかったこと… 当時、満員電車の中で本を読むことが多かったので後ろの人に見られていたら…と思ったら本を開けなくなってしまった思い出(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
描写は本当にめちゃくちゃ好き。 この素晴らしさをやらしくなく伝えられる語彙が欲しい。官能的で。 でもストーリー展開的に微妙だった というか展開が無い? 不倫+三股で、人生ハッピー!イージーモード!って感じで逆にこんな生き方でも自分が幸せなら良い→それぞれの人が自分らしい幸福を見つけて生きていこう、のメッセージならそれもそれで良いんだけど(これなのかと思って割り切って楽しく読んでた) 最後の最後に不倫バレちゃって愛人には子供出来ちゃって踏んだり蹴ったりになった挙句、その帰り道ヤケ酒してアテなく歩いてる時にまだ女に懲りず若い女に声掛けて飲み行く、という終わり方でなんとも…。 あと、男はこう、女はこう、みたいな書き方があって、主人公クズ系だからこういう考えする人なんだろうなって思ったけど、自分的には△だった〜 そう分けられてしまうと自分は逆のカテゴリーに当て嵌まる部分が多いから疎外感があるのかもだけど。 石田衣良さんめちゃくちゃ好きだけど、 今回は描写と口調以外はあんまりハマらなかったな〜
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