商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2010/11/30 |
JAN | 9784344981942 |
- 書籍
- 新書
加害者家族
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加害者家族
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商品レビュー
3.8
93件のお客様レビュー
前半の半分近くが加害者家族が苦悩した事例で、目新しい情報が少ないのが残念に感じたが、主に後半は海外との国民性の違いや加害者支援の仕組みについて解説されており、参考になった。犯罪率が高いアメリカなどの方が、加害者家族に対して励ましの手紙が送られてきたり、マスコミに対して顔出しで自ら...
前半の半分近くが加害者家族が苦悩した事例で、目新しい情報が少ないのが残念に感じたが、主に後半は海外との国民性の違いや加害者支援の仕組みについて解説されており、参考になった。犯罪率が高いアメリカなどの方が、加害者家族に対して励ましの手紙が送られてきたり、マスコミに対して顔出しで自らの意見をはっきり述べたりするというのは面白い指摘だと思った。 ある日突然自分が加害者家族になるというのは、交通事故のように誰に起きてもおかしくない。ワールドオープンハートのような団体の存在や活動を知っておくことは、加害者支援だけでなく自分が社会で孤立しないための自衛策にもなると思う。
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P21)口を閉ざす加害者家族「被害者を思うと、加害者側の人間は苦しいとか悲しいとか、そんかことを訴える立場では無い」 P41)夫が殺人事件を起こし、パパラッチたちに自宅を包囲され、夜中に自宅に帰ると落書きされていることを知り愕然。 学校を転校することになり、息子がお別れをしに校...
P21)口を閉ざす加害者家族「被害者を思うと、加害者側の人間は苦しいとか悲しいとか、そんかことを訴える立場では無い」 P41)夫が殺人事件を起こし、パパラッチたちに自宅を包囲され、夜中に自宅に帰ると落書きされていることを知り愕然。 学校を転校することになり、息子がお別れをしに校庭へ行った時、無邪気に遊ぶ彼を見た母親の心境。「事件に直接関係のない子供に、なんでこんな(辛い)思いをさせなければならないのか。」 P46)夫の件を友人に相談したことで、友人は主人と仲が悪くなり離婚、本人もうつ病になってしまった。 「誰かに相談することにより、その人をかえって追い込むことになる。」 P67)加害者の家族は、本人以上に苦しむことがあるのだと 加害者にも家族がいる。本人が犯した犯罪なのに家族も同じかそれ以上に世間から責められるのは非常に心苦しい。 今ではインターネットも普及しており、何か事件が起こるとすぐネットに晒され、実名や写真が出回り個人情報が特定されてしまう。 犯罪者に人権がないかとばかりな、あまりになにもかも筒抜けな現状。 中でも、夫が殺人事件を犯したことにより家に帰れなくなり、息子を2度も転校させる結末になった家族の話には胸が痛くなった。 妻も子供も何悪くないのに、家族だというだけで責めされてしまう。 逮捕され刑務所の中にいる夫は彼女らの逃げるような生活を知らず、「ムショから出たら家族みんなで暮らしたい!」と呑気な発言。私たちがどんな苦しい思いをしているか、、何も知らない呑気な人間。 と、妻の怒りはおさまらない。 今も昔も殺人事件などの犯罪は無くならないが、もし自分が犯罪を犯してしまった、残された家族がどんな虐げを受けるか思いめぐらす想像力を持ちたい。
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今月18冊目 ★★★ いやー厳しいよな、犯罪者の家族、親族。 宮崎勤の父親は自殺したし兄弟は結婚もできず従兄弟たちもめちゃくちゃ。 一方アメリカは親元にダンボールで頑張れと支援が来る。どちらが良いかはわからないが日本は人の目をとにかく気にする人種。 うちも小僧まともに育つようなん...
今月18冊目 ★★★ いやー厳しいよな、犯罪者の家族、親族。 宮崎勤の父親は自殺したし兄弟は結婚もできず従兄弟たちもめちゃくちゃ。 一方アメリカは親元にダンボールで頑張れと支援が来る。どちらが良いかはわからないが日本は人の目をとにかく気にする人種。 うちも小僧まともに育つようなんとかします
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