加害者家族 の商品レビュー
[昔] 殺人は現代において、双方に害をもたらすことをここまで残酷に示すことができるのかと、戦慄した本。 人は殺人をすることによって、邪魔な何かが消えてくれると思いがちだが、実際は邪魔なものが増えてたまるだけである。しないほうが互いに身のためだ。
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加害者家族の苦悩とは、殺人など重大な犯罪を犯した加害者家族のことだろうと思っていた。 本書には窃盗を犯した加害者家族の苦悩も書かれていて、自分が思っていたよりずっと多くの加害者家族が苦しんでいることを知った。 さらに被害者家族ですら、地域や社会、マスコミから好奇と偏見をもってみら...
加害者家族の苦悩とは、殺人など重大な犯罪を犯した加害者家族のことだろうと思っていた。 本書には窃盗を犯した加害者家族の苦悩も書かれていて、自分が思っていたよりずっと多くの加害者家族が苦しんでいることを知った。 さらに被害者家族ですら、地域や社会、マスコミから好奇と偏見をもってみられることに恐れ慄き目立たないように振る舞い続けてきたという。 日本は個々人が曖昧な「世間」によって成り立っていて、そういった社会だからこそ攻撃はエスカレートする。集団で同じ行動をすれば、匿名の個人は目に見えない存在として安全地帯から意見表明をすることができるのだから。 自分が殺人犯の加害者家族になるとはほとんどの人は思わないだろうが、交通事故の加害者家族になる可能性は誰にでもあるだろう…。 自分は蚊帳の外だと考え、匿名で人を苦しめるような行動をとる社会は悲しいと思う。 日本の「世間」とはどのようなものか、『「世間」とはなにか(阿部 謹也)』を読んでみたい。
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2025/7/26 加害者家族の色々な事例。 最近逮捕される人がいると「この人の配偶者も子供も可哀想だなぁ」と思ったりしてた。 家族は関係ないのか、連帯責任なのか。 子どもが事件を起こしたら親は気づけるのか。 考えさせられたー。 加害者が捕まった後、幽閉されるから、家族や職場...
2025/7/26 加害者家族の色々な事例。 最近逮捕される人がいると「この人の配偶者も子供も可哀想だなぁ」と思ったりしてた。 家族は関係ないのか、連帯責任なのか。 子どもが事件を起こしたら親は気づけるのか。 考えさせられたー。 加害者が捕まった後、幽閉されるから、家族や職場に批難が及ぶのではないかしら? 公的機関に属してる加害者だと、職場の上司たちが謝罪会見させられてるよね。 加害者はあれ知ってるのかな?後日でも見たりするのかな?本人を晒して謝罪させちゃダメなのかな?その方が再発防止にもなりそうだけど??
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前半の半分近くが加害者家族が苦悩した事例で、目新しい情報が少ないのが残念に感じたが、主に後半は海外との国民性の違いや加害者支援の仕組みについて解説されており、参考になった。犯罪率が高いアメリカなどの方が、加害者家族に対して励ましの手紙が送られてきたり、マスコミに対して顔出しで自ら...
前半の半分近くが加害者家族が苦悩した事例で、目新しい情報が少ないのが残念に感じたが、主に後半は海外との国民性の違いや加害者支援の仕組みについて解説されており、参考になった。犯罪率が高いアメリカなどの方が、加害者家族に対して励ましの手紙が送られてきたり、マスコミに対して顔出しで自らの意見をはっきり述べたりするというのは面白い指摘だと思った。 ある日突然自分が加害者家族になるというのは、交通事故のように誰に起きてもおかしくない。ワールドオープンハートのような団体の存在や活動を知っておくことは、加害者支援だけでなく自分が社会で孤立しないための自衛策にもなると思う。
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P21)口を閉ざす加害者家族「被害者を思うと、加害者側の人間は苦しいとか悲しいとか、そんかことを訴える立場では無い」 P41)夫が殺人事件を起こし、パパラッチたちに自宅を包囲され、夜中に自宅に帰ると落書きされていることを知り愕然。 学校を転校することになり、息子がお別れをしに校...
P21)口を閉ざす加害者家族「被害者を思うと、加害者側の人間は苦しいとか悲しいとか、そんかことを訴える立場では無い」 P41)夫が殺人事件を起こし、パパラッチたちに自宅を包囲され、夜中に自宅に帰ると落書きされていることを知り愕然。 学校を転校することになり、息子がお別れをしに校庭へ行った時、無邪気に遊ぶ彼を見た母親の心境。「事件に直接関係のない子供に、なんでこんな(辛い)思いをさせなければならないのか。」 P46)夫の件を友人に相談したことで、友人は主人と仲が悪くなり離婚、本人もうつ病になってしまった。 「誰かに相談することにより、その人をかえって追い込むことになる。」 P67)加害者の家族は、本人以上に苦しむことがあるのだと 加害者にも家族がいる。本人が犯した犯罪なのに家族も同じかそれ以上に世間から責められるのは非常に心苦しい。 今ではインターネットも普及しており、何か事件が起こるとすぐネットに晒され、実名や写真が出回り個人情報が特定されてしまう。 犯罪者に人権がないかとばかりな、あまりになにもかも筒抜けな現状。 中でも、夫が殺人事件を犯したことにより家に帰れなくなり、息子を2度も転校させる結末になった家族の話には胸が痛くなった。 妻も子供も何悪くないのに、家族だというだけで責めされてしまう。 逮捕され刑務所の中にいる夫は彼女らの逃げるような生活を知らず、「ムショから出たら家族みんなで暮らしたい!」と呑気な発言。私たちがどんな苦しい思いをしているか、、何も知らない呑気な人間。 と、妻の怒りはおさまらない。 今も昔も殺人事件などの犯罪は無くならないが、もし自分が犯罪を犯してしまった、残された家族がどんな虐げを受けるか思いめぐらす想像力を持ちたい。
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先日読んだ釈放前教育でも触れられており、前から気になっていたこともあって読みました。 犯罪が生み出すのは、被害者と被害者家族、そして加害者家族もまた然り。 身内の犯罪のせいで失職や転居を余儀なくされ、昨今はSNSでの特定や拡散ももはや当たり前となって誹謗中傷の悪意に晒される。自殺...
先日読んだ釈放前教育でも触れられており、前から気になっていたこともあって読みました。 犯罪が生み出すのは、被害者と被害者家族、そして加害者家族もまた然り。 身内の犯罪のせいで失職や転居を余儀なくされ、昨今はSNSでの特定や拡散ももはや当たり前となって誹謗中傷の悪意に晒される。自殺してしまう人も多い。 「連続幼女誘拐殺人事件」「神戸連続児童殺傷事件」「和歌山毒物カレー事件」等々、本書ではこれまで実際に日本で起きた事件の、犯人逮捕後に加害者家族が突き落とされていった底なしの悲劇がたくさん紹介されている。 加害者が絶対悪いことは分かっている上で、加害者家族もこれほどの罰を受け迫害されなくてはならないのだろうか?と考えると言葉に詰まる。 音を立てて崩壊していくようなその後の凄惨な生活を知るにつけ、加害者家族を社会でどのように扱っていくべきなのか、というのは本当にすごく難しい問題だと改めて感じさせられた。 今後私たちが被害者/被害者家族になってしまう可能性があるとして、加害者/加害者家族になってしまう可能性もまた同じようにあるのだと思うと怖くなった。 加害者家族がどのような状況に置かれているのかをこうして知ることは、絶対に加害者になってはいけないという確固とした意志、家庭や子育てにおける関係の築き方を見つめ直す動機にもなった。
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今月18冊目 ★★★ いやー厳しいよな、犯罪者の家族、親族。 宮崎勤の父親は自殺したし兄弟は結婚もできず従兄弟たちもめちゃくちゃ。 一方アメリカは親元にダンボールで頑張れと支援が来る。どちらが良いかはわからないが日本は人の目をとにかく気にする人種。 うちも小僧まともに育つようなん...
今月18冊目 ★★★ いやー厳しいよな、犯罪者の家族、親族。 宮崎勤の父親は自殺したし兄弟は結婚もできず従兄弟たちもめちゃくちゃ。 一方アメリカは親元にダンボールで頑張れと支援が来る。どちらが良いかはわからないが日本は人の目をとにかく気にする人種。 うちも小僧まともに育つようなんとかします
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「もし自分の家族が犯罪者になってしまったら。」 こんな想像を真剣にしてみたことのある人はそれほど多くないかもしれない。SNS時代にあっては、加害者家族のプライバシーはあってないようなそんなご時世で、人権とは何かを考えさせられる本。一度は皆に手に取って読んでほしい。道徳や倫理観も大...
「もし自分の家族が犯罪者になってしまったら。」 こんな想像を真剣にしてみたことのある人はそれほど多くないかもしれない。SNS時代にあっては、加害者家族のプライバシーはあってないようなそんなご時世で、人権とは何かを考えさせられる本。一度は皆に手に取って読んでほしい。道徳や倫理観も大切だけれど、大切なのは想像力なのかなと感じさせられる。
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加害者とどう向き合うべきか。向き合う必要はあるのか。 様々な地域の事例や海外との比較も。 やや、加害者家族に寄り添いすぎた文章(なぜ加害者が事件を起こしたのかが省かれた文章)などがあり注意が必要。
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幼児期に親から十分な愛情を与えてもらえず、怒られてばかりいると、思春期に犯罪者になる。 しかもこのタイプの子供は、逃げる被害者を必要に追いかけて殺害する。 親に怒られる恐怖心からそうするらしい。 いい子で大人しくて、と皆がいうような子がこのタイプ。 一方、小学低学年の頃から数...
幼児期に親から十分な愛情を与えてもらえず、怒られてばかりいると、思春期に犯罪者になる。 しかもこのタイプの子供は、逃げる被害者を必要に追いかけて殺害する。 親に怒られる恐怖心からそうするらしい。 いい子で大人しくて、と皆がいうような子がこのタイプ。 一方、小学低学年の頃から数々の悪事を働いており、リンチグループのリーダー格になるような子は、イキっているため残虐になる。そのリーダーの取り巻きは、グループに属する事で自分が強くなったような感覚を持つ。 こういったグループは、最終は軽い暴力から始まるが集団心理が働くためエスカレートし 最終的には残念な方法で被害者殺害にまで及んでしまう。
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