商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2010/12/10 |
JAN | 9784396633530 |
- 書籍
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佳代のキッチン
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佳代のキッチン
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商品レビュー
3.4
71件のお客様レビュー
行く先々での人との出会いと、作られる料理に引き込まれて、あっという間に読めました。 続編も何作かあるみたいなので、ぜひ読みたいです。
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佳代さんのお料理どれも美味しそうです。 両親探しの旅の中で出会う方々みな暖かく心が少しほっこりした気がします。 終わりかたがちょっとびっくり。続編あるんですよね? 一章できっかり場所が変わるので、寝る前に一章ずつ読み進めていきました。
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たったひとりで育て上げた弟の社会人デビューを機に 佳代は幼い頃に失踪した両親の行方を探すことを決意する。 そのための手段として、彼女が選んだ職業は 移動キッチン調理人。 客が持ち込んだ材料を使って いろいろな料理に仕上げて渡す…。 忙しい共働きの主婦用 調理場のまかない代わりの利...
たったひとりで育て上げた弟の社会人デビューを機に 佳代は幼い頃に失踪した両親の行方を探すことを決意する。 そのための手段として、彼女が選んだ職業は 移動キッチン調理人。 客が持ち込んだ材料を使って いろいろな料理に仕上げて渡す…。 忙しい共働きの主婦用 調理場のまかない代わりの利用など もともと料理の腕が良い佳代にとっては 日々なんとか食いつなげるほどの 身入りはある仕事だった。 そうやってさまざまな土地の人々と触れ合いながら 少しずつ両親の足跡に迫っていくのだが…。 失踪してすぐの頃から現在まで 両親がどんな人生を過ごしたのか なぜ幼い子供を置いて 消えてしまわなければならなかったのか その部分を解き明かすミステリのようでもありますが 7話からなる各話は その土地の人との独立した物語でもある。 どんなときも、その人のために心をこめて作る料理が 先へとつながっていく展開が良かった…。 中でも横浜の港町で出会ったアメリカ兵に 親子丼を作る「ベア五郎」と 島根で出会ったおばあちゃんの魚を使う 「コシナガ」の2話が、私好みでグッときましたわ。 おいしいものを食べること 食べておいしいと感じること。 心と体の「健康」は そんな単純なことではかれる気がする一作でした。
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