佳代のキッチン の商品レビュー
行く先々での人との出会いと、作られる料理に引き込まれて、あっという間に読めました。 続編も何作かあるみたいなので、ぜひ読みたいです。
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佳代さんのお料理どれも美味しそうです。 両親探しの旅の中で出会う方々みな暖かく心が少しほっこりした気がします。 終わりかたがちょっとびっくり。続編あるんですよね? 一章できっかり場所が変わるので、寝る前に一章ずつ読み進めていきました。
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たったひとりで育て上げた弟の社会人デビューを機に 佳代は幼い頃に失踪した両親の行方を探すことを決意する。 そのための手段として、彼女が選んだ職業は 移動キッチン調理人。 客が持ち込んだ材料を使って いろいろな料理に仕上げて渡す…。 忙しい共働きの主婦用 調理場のまかない代わりの利...
たったひとりで育て上げた弟の社会人デビューを機に 佳代は幼い頃に失踪した両親の行方を探すことを決意する。 そのための手段として、彼女が選んだ職業は 移動キッチン調理人。 客が持ち込んだ材料を使って いろいろな料理に仕上げて渡す…。 忙しい共働きの主婦用 調理場のまかない代わりの利用など もともと料理の腕が良い佳代にとっては 日々なんとか食いつなげるほどの 身入りはある仕事だった。 そうやってさまざまな土地の人々と触れ合いながら 少しずつ両親の足跡に迫っていくのだが…。 失踪してすぐの頃から現在まで 両親がどんな人生を過ごしたのか なぜ幼い子供を置いて 消えてしまわなければならなかったのか その部分を解き明かすミステリのようでもありますが 7話からなる各話は その土地の人との独立した物語でもある。 どんなときも、その人のために心をこめて作る料理が 先へとつながっていく展開が良かった…。 中でも横浜の港町で出会ったアメリカ兵に 親子丼を作る「ベア五郎」と 島根で出会ったおばあちゃんの魚を使う 「コシナガ」の2話が、私好みでグッときましたわ。 おいしいものを食べること 食べておいしいと感じること。 心と体の「健康」は そんな単純なことではかれる気がする一作でした。
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佳代さんの作る料理が美味しそうで食べてみたいと思った。両親の謎に引っ張られて読み進め、段々と真相に近づいていったけど・・・最後は、あれ?これで終わり??
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こういうお話をロードノベルというのか・・ 前に踊れる天使を読んでしまったので、話が前後するが、元々は両親探しの旅に出たことから始まったのか。どんな信念があったにしろ、中学校卒業したての長女に家を任せて自分たちの夢?を追いかけるのはちょっと信じられない。 コミューンが地域で問題にな...
こういうお話をロードノベルというのか・・ 前に踊れる天使を読んでしまったので、話が前後するが、元々は両親探しの旅に出たことから始まったのか。どんな信念があったにしろ、中学校卒業したての長女に家を任せて自分たちの夢?を追いかけるのはちょっと信じられない。 コミューンが地域で問題になったのも、ちょっとわかるかも。自分の住まいにこんなコミューンがあったら、近寄りがたいかな。そんな社会問題もはらんだ物語だとは知らなかった。
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両親の手がかりや目撃情報を元に、 キッチンカーで全国を巡る佳代のお話。 キッチンカーと言っても、食材は持ち込みで、 何人前でも一品は一品。 調理屋さんとして車を走らせ、行く先々で出会う人々。 土地に縛られない身軽さが少し羨ましい。 両親探しという主題はあるものの、 やはりその...
両親の手がかりや目撃情報を元に、 キッチンカーで全国を巡る佳代のお話。 キッチンカーと言っても、食材は持ち込みで、 何人前でも一品は一品。 調理屋さんとして車を走らせ、行く先々で出会う人々。 土地に縛られない身軽さが少し羨ましい。 両親探しという主題はあるものの、 やはりその土地の魅力というものが随所にあるもので、 また移動しちゃうの?とつい思ってしまった土地もいくつか。 章ごとに佳代と共に旅をしている気分になり、 その旅ごとに登場する人々の優しさにじんわりとした。 見えない人との縁が紡がれ、繋がっていく様に憧れすら覚えた。 終わり方はこれで良いのか…?と思ったけど続きがあるのかしらん。
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移動キッチンカーで両親探しの旅をするという設定が斬新。お客の持参した食材を調理する商売も面白い。続編から先に読んでいて、その時感じたモヤモヤ感が解決してスッキリ。やっぱり順番に読まないと、全体の設定が捉えきれないなと勉強になった。
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美味しそうなご飯が出てくる本が読みたくて選んだ。 キッチンカーで旅をし、食材に合わせた料理をする。 調理する描写も良く、一緒に旅行してるみたいな感覚になれて楽しかった。 でもそんな上手く両親の行先追いかけていけるものかなとか、小さい子供を置いて失踪してなぜそこまで問題にならなかっ...
美味しそうなご飯が出てくる本が読みたくて選んだ。 キッチンカーで旅をし、食材に合わせた料理をする。 調理する描写も良く、一緒に旅行してるみたいな感覚になれて楽しかった。 でもそんな上手く両親の行先追いかけていけるものかなとか、小さい子供を置いて失踪してなぜそこまで問題にならなかったのかとか、あんまり素直に受け入れられず、つまんない読み方してしまった。 後半はたまらずさらっと流し読み。 本を読みなれてきたらまた読み直したい。
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キャベツの料理は面白かったけど、それ以後が残念。 でも、続編があるようなので、読みたいと思っています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
旅、料理、キッチンカーというワードが気になって読み始めた。 色んな料理や各地の湧水など、読んでいてワクワクした。 佳代の人柄や料理の腕がどの地域に行っても可愛がられたり、 愛されたりするんだな〜と思った。
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