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砂の器 松本清張全集5
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砂の器 松本清張全集5

松本清張(著者)

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砂の器 松本清張全集5

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1971/09/13
JAN 9784165090502

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2023/10/26

何度も映像化されているけど実は一度も見たことがない。捜査の行き詰まりの描写が密に描かれていて、読んでるこっちまでイライラしてくるのは作者の思惑通りなのだろうか?解決編は逆に少し物足りない気がしてしまった。

Posted by ブクログ

2020/06/22

この本を読む前は久間十義さんの『ダブルフェイス』だった。 例の東電OL殺害事件に題材を取った刑事もので、桐野夏生さんの『グロテスク』もそうだったけれども、ルポルタージュ風ではなく作家がふくらませた創作物であった。 この事件を追う刑事たちの姿が読ませる。それはいかにも現代風であ...

この本を読む前は久間十義さんの『ダブルフェイス』だった。 例の東電OL殺害事件に題材を取った刑事もので、桐野夏生さんの『グロテスク』もそうだったけれども、ルポルタージュ風ではなく作家がふくらませた創作物であった。 この事件を追う刑事たちの姿が読ませる。それはいかにも現代風であって、なかなかおもしろいが、昭和の刑事を描く、わたしの好きな松本清張ならどうだろうかと。 そんなきっかけで『砂の器』を読み返した。刑事「今西栄太郎」の犯人を追う姿のなんと執念のあることか!それに刑事の日常がなんともレトロに描かれている。 巣鴨お地蔵様の縁日で植木を買うだとか、都電に乗って関係者を訪ねるとか、中央線の窓から紙ふぶきするなんて、今や電車の窓など開けられないではないか。 今西刑事が自分の家で朝早く目覚める、新聞を取ってきて寝床でよみながらタバコをいっぷく、事件の推移を考えながらいっぷく、警察署で捜査会議の区切りでいっぷく、会議後でいっぷく、取り調べていっぷく。 まあ、まあ、タバコを吸うこと、吸うこと!吸う場面の描かれているのが多いこと!きっと彼は老後に肺ガンになってしまったね。 今やタバコは肩身が狭い。 刑事ものにはタバコの煙~~はいずこになりけり。

Posted by ブクログ

2020/02/04

昭和を感じさせるという評も多いだろう中 何が昭和だよ簡単に云ってんじゃねーぞ! とか思いつつ私個人が昭和を感じるところは 主人公?の中西刑事が俳句が趣味というところでした おそらく誰もが読み出したら最後までという本です 小説です さあ読もう!

Posted by ブクログ

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