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日本海海戦 悲劇への航海(下) バルチック艦隊の最期
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2010/11/22 |
JAN | 9784140814406 |
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日本海海戦 悲劇への航海(下)
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日露戦争・日本海海戦における露バルチック艦隊の来し方を叙述。全2巻中の第2巻。マラッカ海峡通過からサイゴン、対馬での海戦模様から敗北・捕虜。そして、ロシア帰還後の軍法会議の結末まで。◆訳者の解説が振るっているが、それを踏まえても日本海海戦の勝因が、①日英同盟の存在、②日本の諜報機関がデマ情報をロシアに流し、これを撹乱した暗躍ぶりとの印象。◇①につき、黒海艦隊が動けなかったのが、黒海出口のボスポラス海峡とダーダネルス海峡での英艦隊急襲の懸念。そして、主力部隊のスエズ運河の航行回避も英ないし日の待ち伏せ懸念。 結果、大西洋で赤道を越え、南半球の喜望峰周りとなって航海距離が約3万キロ、補給(食料と石炭)の困難と、艦隊構成艦(特に老朽艦)の故障・修理による遅延、熱い赤道直下を2回も通り、かつ上陸がままならぬため兵員の士気の維持向上に多大な負担が艦隊に課せられた。また、②に関し、分遣艦隊のスエズ通過時の日本艦隊の待ち伏せ、インド洋やマラッカ海峡での待ち伏せに神経を尖らせ、安穏とした航海ではなく、いわばへろへろ状態で対馬海峡に到達したというあたりが眼を惹く。 敵が一番困る敵を味方に、情報戦で一歩も二歩も先んじる。戦場以外の下拵えこそが戦いの本義ということを実感し得る。◇十五年戦争期、絶対に敵にしてはならないのが米。そのための臥薪嘗胆・戦場外の努力や調査をしたんだろうか?。
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日露戦争では、大国ロシア帝国に小国日本がギリギリの勝利をしたと認識だったけど、結構ロシアにもそんなに余裕はなかったんだね。その劣勢を覆すための無謀な作戦の犠牲者がバルチック艦隊。確かに日本艦隊は優秀だったと思うが。。。日本海戦の勝利の要因はそれだけではなかったような気にさせる一冊...
日露戦争では、大国ロシア帝国に小国日本がギリギリの勝利をしたと認識だったけど、結構ロシアにもそんなに余裕はなかったんだね。その劣勢を覆すための無謀な作戦の犠牲者がバルチック艦隊。確かに日本艦隊は優秀だったと思うが。。。日本海戦の勝利の要因はそれだけではなかったような気にさせる一冊。
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