商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2010/11/30 |
JAN | 9784797671650 |
- 書籍
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A3
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商品レビュー
4.3
57件のお客様レビュー
森さんのドキュメンタリーが、好きだ。最初に読んだのは、確か「放送禁止歌」だったと思う。アプローチが真摯、かつ、静かに熱いので。。。 本書は、購入後、ずっと積読本になってた。発刊から10年以上経ってから読んだが、かえって冷静な気持ちで読めたように思う。オウムが起こした事件の中心人...
森さんのドキュメンタリーが、好きだ。最初に読んだのは、確か「放送禁止歌」だったと思う。アプローチが真摯、かつ、静かに熱いので。。。 本書は、購入後、ずっと積読本になってた。発刊から10年以上経ってから読んだが、かえって冷静な気持ちで読めたように思う。オウムが起こした事件の中心人物の裁判を柱に、どうして事件が起こったのかを、インタビューを通じて考察していく内容だ。地下鉄サリン事件は今の会社に入った年に起こり、その日、同僚が勤務途中で目がおかしいといって病院に行ったのを思い出す。 メディアやカルトなどなどの云々はあるのだろうが、組織の崩壊はこのように起こるのだなぁ、、、というのが個人的率直な感想。そして、どのような企業や団体でも、似たような崩壊が起こる可能性はあるのだろう。肥大する組織とともに、絶大な権力を持ちながら自身の感覚を徐々に失うリーダーと、リーダーに忖度しながらも「虎の威を借る狐」の如く驕るサブリーダーたち。閉じられた枠組みの中で方向転換ができず、内外に対する疑心暗鬼の中で善悪の判断ができず、組織を守るためという建前で突っ走り、責任の所在がもやもやとしたまま、取り返しのつかないところまで行ってしまう。怖いことだが、程度の差こそあれ、やはりどんな組織にも起こり得ると思うのだ。
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オウムの真相に近づいてる。テレビ報道だけでは知らないことがたくさんあった! ・麻原は水俣病だった可能性。逮捕前からやや精神がおかしくなっていた点 ・世論により人権無視で国家から廃人にさせられたこと ・上層幹部が麻原にあれこれ情報を流したことで混乱→あらゆる殺人事件を誘発、引き起こしたこと ・目の見えない麻原は彼らの報告から、もうオウムを終わらせようと考え、最後の幕引きで地下鉄サリン事件に至ったこと
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教祖の収監状況を克明に記述されています。 かなり衝撃な内容も含まれています。 人権について、考えさせられます。
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