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首都消失(上) ハルキ文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
| 発売年月日 | 1998/05/14 |
| JAN | 9784894564022 |
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首都消失(上)
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首都消失(上)
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
>これから、日本は長い長い綱渡りがはじまるわけだな……(p.229) >東京がいきなり消失したらどうなるかというシミュレーション小説やと思うけど人間を描くことで説得力を得ているように思います。 >巨大な「雲」に覆われた東京との通信・交通すべてが途絶した。歩いても入れない。 >テク...
>これから、日本は長い長い綱渡りがはじまるわけだな……(p.229) >東京がいきなり消失したらどうなるかというシミュレーション小説やと思うけど人間を描くことで説得力を得ているように思います。 >巨大な「雲」に覆われた東京との通信・交通すべてが途絶した。歩いても入れない。 >テクノロジー系企業社員の朝倉たちは雲そのものを、外務省の堀江たちは軍事・安保面を、新聞記者の田宮たちは政治・経済・社会を、外交畑の玉木たちは外交の、視点役となる。 >あとは市井の人びとでしょうか。 >何の変哲もない書き方をしているのに臨場感がありました。 >ちょっと前までの作家らしく情景描写、風景描写がそこそこありイメージがつかみやすい。最近の作家はあまり描写をしないから説明文読んでるみたいに味気ないので新鮮。 ■簡単な単語集 【朝倉達也】S重工本社企画部課長。大きなプロジェクト関係で出張中だった。 【アメリカ】バナー少佐《アメリカの軍事も外交も、きわめてビジネスライクですが、実はアメリカン・ビジネスそのものが、すごくあらっぽくて、アグレッシヴで、時にはミリタントなんです……》p.218 【大田原】S重工顧問。終戦のとき「中央」が消滅してしまった事態を経験している。 【大田原善男】大田原の甥。ロンドン大学理学部に客員教授として来ている。 【川村】A新聞関西本社編集局長。田宮と親しい。 【雲】突如東京中心に直径三十キロを覆い隠した何か。それにより通信は途絶し交通機関も繋がらなくなった。歩いて入ろうとしたものは重いものに潰されたような、猛スピードで硬い壁に衝突したような症状で死亡した。 【佐久間】自衛隊の元パイロット。目のケガにより今は技術研究本部で立川の第三研究所に席を置いている。 【佐知子】朝倉佐知子。朝倉達也の娘。中学二年生。修学旅行から帰る途中で東京に入れなくなり佐久の親戚のところに行った。 【末富】航空集団司令官。海千山千っぽい。米軍との最初の会合に参加した。 【高橋】参事官。 【竹田】中央研究所の第一研究部長。 【玉木】イギリスの日本大使館職員。法水からの連絡を受けた。 【田宮】新聞「西部新報」記者。壮漢。朝倉の高校時代のラグビー部の大先輩。大学のラグビー部でもお世話になった。 【中央研究所】S重工の厚木にある施設。なんとか「雲」の範囲外。 【戸川】海将補。米軍との最初の会合に参加した。 【とり御飯弁当】名古屋駅の駅弁。朝倉達也は傑作だと思っている。 【法水】モスクワの日本大使館職員。イギリスの日本大使館に連絡してきた。「雲」は取り扱い方によっては外交上の武器になり得るかもしれないと言った。大田原・甥の知り合いらしい。 【バナー】ジョン・バナー。海軍少佐の略装を身に着けていた。日本と米軍の最初の会合に参加した。 【福江】中央研究所所長。実家は家具メーカーで椅子にはこだわりがある。酒ならなんでもいいといったタイプの大酒飲み。 【冬木徹三】A新聞のベテラン経済記者。田宮の知人。 【ペイン】ウィリアム・ペイン。陸軍の尉官らしいが中央から派遣されてきたような雰囲気。日本と米軍の最初の会合に参加した。 【堀江】外務省国際連合局の局次長。アメリカにいたが急遽呼び戻された。米軍との最初の会合に参加した。 【ミーコ】中央研究所のアルバイト。声が大きく明るく仕事の飲み込みも早い。化粧っ気や色気はない。旅館の娘。サーファー。ナナハンを駆る。 【三好圭吾】国会議員秘書。 【安原】中央研究所職員。朝倉の大学での後輩。 【矢作:やはぎ】中央研究所の労組支部長。浅黒く精悍な男。吉竹とは大学で同期。 【吉竹】中央研究所掛長。朝倉の一年後輩。 【ローガン】マイケル・ローガン。空軍准将の制服を身に着けていた。日本と米軍の最初の会合に参加した。
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新型コロナウイルスのパンデミックで、『復活の日』が脚光を浴び、その関係であろう、重版されたものを早速購入した。大映の映画版は、”雲”を排除するため人類が知恵と技術を結集するが、原作小説では為す術なく、いつの間にか”雲”が消えてしまう、という終わり方。原作のラストの方が、余韻があって好きだなぁ。
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首都東京を中心に、半径30kmが雲の壁に包まれ、外部との接触がすべてなくなった。 1985年上梓のSF。 物語りは、東京を取り巻くすべての人たちの問題となった。雲の中は分からない。首都圏がない。けど、生活は続く。国防は、経済は、放送は、新聞は、雑誌は、銀行は、給与は、大学は、すべてが首都圏に集中しているため、まったく無の状態からの再構成が必要、と。 政治家、閣僚、官僚、大手企業本社が、機能しなくなった時、急遽アメリカから帰国した高官が、米軍との事前交渉する場面があるが、緊急事態に即し、責任の重圧に堪えかねて泣き出すくだりがあるけど、きっと、誰もがそんな思いを共有していたんだろう。誰もが自分の吃驚の問題として捉えた瞬間かもしれない。(実際、田宮記者もそう語っている) この件から、対応策が加速度的に、全国知事会議を臨時政府と押し進める。 だが、問題は山積だ。新しい国会、官庁、警察、司法、外交、厚生、教育、経済を作り直さねばならない。
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