商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/10/22 |
JAN | 9784004312703 |
- 書籍
- 新書
希望のつくり方
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希望のつくり方
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商品レビュー
3.6
74件のお客様レビュー
希望とは何か。欲望よりはクリーンで、期待よりは自力的な語感がある。志望の方がより具体的か。ただの言葉。しかし、その輪郭を認めなければ、つくり方など語れない。残念ながら、輪郭も金型もよく分からない。 希望的観測。楽観視、つまり未来は明るいという予感。○○を希望する。その状態を欲す...
希望とは何か。欲望よりはクリーンで、期待よりは自力的な語感がある。志望の方がより具体的か。ただの言葉。しかし、その輪郭を認めなければ、つくり方など語れない。残念ながら、輪郭も金型もよく分からない。 希望的観測。楽観視、つまり未来は明るいという予感。○○を希望する。その状態を欲する。そうなるとやはり、その世界観が正しいか正しくないかで、希望をつくる価値が変わる。ファシストの希望は叶えられるわけにはいかない。希望は必ずしも、善人の思想ではない。 本著で何かを得られたかというと、残念ながら、新しい事はない。自問自答、言語ゲームによる定義の暗中模索に終始。やや残念。
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「かつて、希望は前提だった」。 とても印象に残る出だしで、ついつい読んでしまった。 "希望とは何か" を突き詰めて希望学を生んだ著者の唱える論理は、なかなか咀嚼できない。 でも希望は「無駄」を全てなくしたら、失われてしまうという話は面白かった。 オススメ度:...
「かつて、希望は前提だった」。 とても印象に残る出だしで、ついつい読んでしまった。 "希望とは何か" を突き詰めて希望学を生んだ著者の唱える論理は、なかなか咀嚼できない。 でも希望は「無駄」を全てなくしたら、失われてしまうという話は面白かった。 オススメ度: ★★★☆☆ ノブ(図書館職員 所蔵情報: 品川図書館 304/G34
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「希望」という言葉に対し様々な方面からアプローチし、希望が失われていると言われる現代日本の中で、それでも希望を見出す事は出来ないのかと模索する話。 書かれたのが2010年で東日本大震災の前であり、当時は格差も現代ほど酷くなく、国際的立場も安定していた時期だったから2022年現在...
「希望」という言葉に対し様々な方面からアプローチし、希望が失われていると言われる現代日本の中で、それでも希望を見出す事は出来ないのかと模索する話。 書かれたのが2010年で東日本大震災の前であり、当時は格差も現代ほど酷くなく、国際的立場も安定していた時期だったから2022年現在を著者が見たらまた違う事を考えたかもと思った。 とは言え、希望を主観的のみに捉えず客観的に捉えなおして、出てきたアウトプットは私たちの日々に活用できると思うし、素晴らしいと思う。
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