商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2010/10/22 |
| JAN | 9784562045983 |
- 書籍
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パニック・パーティ
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パニック・パーティ
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ロジャー・シェリンガムもの10作目。 クルーザーの故障により、無人島に取り残されたロジャー含む男女15人。 ホスト役の人物から「この中に殺人犯が1人いる」と告げられたことで、一同はザワつきます。 さらに翌日、実際にメンバーの一人の死体が発見されて・・。 いわゆる「孤島もの」の...
ロジャー・シェリンガムもの10作目。 クルーザーの故障により、無人島に取り残されたロジャー含む男女15人。 ホスト役の人物から「この中に殺人犯が1人いる」と告げられたことで、一同はザワつきます。 さらに翌日、実際にメンバーの一人の死体が発見されて・・。 いわゆる「孤島もの」のクローズド・サークルですが、そこはひねくれ者のバークリー、一筋縄ではいきません。 せっかくの王道ミステリシチュエーションなのに、描かれているのは犯人当てや緻密なトリックではなく、“極限状態における人間の心理変化”。 個人的には、辛辣で皮肉の効いた人間ドラマという点では普通に楽しめました。 ただ、謎解きとしては途中でロジャーが推理を放棄しちゃうので、探偵が機能しないという点で異色といえるかもです。 まぁ、今までシェリンガムシリーズを読んできて、ロジャーにまともな探偵としての働きを期待しなくなっていたので、そこは割りとどうでも良くなっているんですけどね(^-^; で、いつもは意味なく自信満々な“迷”探偵・ロジャーが、周囲のパニックに巻き込まれ、“ああん、もう!”てな感じに、事態の収拾を図る事に奔走させられるトホホな姿に思わず苦笑。 特に終盤のカオスな展開は、人間の狂気もここまでくると、ある意味滑稽だなと痛感した次第です。 (特にサー・ジョンはヤバかったですな・・あっけなく“御代”が終了して何よりでしたw) 解説も丁寧で良き。特に錚々たるメンバーだったディテクション・クラブなついては興味を惹かれましたね~。 ということで、最後までシニカル且つブラックな、バークリーワールドを堪能させて頂きました。 何にせよ、お疲れ様・・ロジャー・シェリンガム!! 因みに、本作にてロジャー・シェリンガムシリーズが最終作ということなので、これからはチタウィック氏ものをボチボチ読んでいこうと思っております~。
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探偵ロジャー・シェリンガムの最終話。 まだシリーズを全部読んでないけど、好きなものからいってしまう性格は変えられない^^; 気になって我慢できずに読んでしまった。 無人島に取り残されたロジャー・シェリンガム含む15人の男女は、次第に疑心暗鬼に陥っていく。閉鎖情況で何が起こるのか...
探偵ロジャー・シェリンガムの最終話。 まだシリーズを全部読んでないけど、好きなものからいってしまう性格は変えられない^^; 気になって我慢できずに読んでしまった。 無人島に取り残されたロジャー・シェリンガム含む15人の男女は、次第に疑心暗鬼に陥っていく。閉鎖情況で何が起こるのか… 大好物のクローズド・サークル。 クリスティーのあの名作と似ている設定だけど、こちらの方が5年早く内容的にも全く違う。 ネタバレになるので書けないけど、今までのロジャーとは違いユーモア性は薄い。 今まで読んできたロジャー5作品は全て★5を付けたけど、今回はかなり異色作でバークリーらしさをもっと期待していたので★が少なめになってしまった。何からしくないなぁという感じ。 ここからはアントニイ・バークリーについて。 解説によると、バークリーは何人かの探偵作家に声をかけて、ディテクション・クラブを創設し、定期的に集まって探偵小説に関する議論をしていた。 会長であるドロシー・L・セイヤーズが亡くなった後に、次期会長になったのは創設に関わったバークリーではなく、アガサ・クリスティ。 そのことに激怒して、バークリーはディテクション・クラブを退会したとも言われているらしい。 本人の手記ではないのでどこまでが本当なのかはわからないけど、この話はとても興味深かった。 というのも私の推しは、〈アガサ・クリスティ〉と〈アントニイ・バークリー〉の2人。 作品が大好きになると、同じくらい作家も大好きになってしまうので、その推し2人にそんな出来事があったなんて…(;_;) これが本当ならばクリスティーも複雑だったのではと思うし、傷付いたバークリーの気持ちを考えると辛い(T_T) クリスティーは、誰もが知るミステリーの女王。 バークリーは、独特の皮肉・批評精神とユーモア精神溢れる作風。多重解決だけでなく、フランシス・アイルズ名義では倒叙ミステリを確立させたすごい人。 全く違う作風なので比べられず、どちらも大好き。 共通していると思うのは、登場人物がまるで生きてるように感じること。 そんな2人の意外な接点と裏話を知ってもっと好きになった。
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莫大な遺産を相続した大学時代の教授から、孤島へのプライベートクルーズへと誘われたシェリンガム。そこには互いにさほど親しくない15名の男女が集められ、ホスト役が全員を集め、「この中に、殺人者がいる」と言い放つ。 クルーザーの故障により、すぐには救出が来ないという孤島に閉じ込められた...
莫大な遺産を相続した大学時代の教授から、孤島へのプライベートクルーズへと誘われたシェリンガム。そこには互いにさほど親しくない15名の男女が集められ、ホスト役が全員を集め、「この中に、殺人者がいる」と言い放つ。 クルーザーの故障により、すぐには救出が来ないという孤島に閉じ込められた極限状態の中、ある人物の死を切っ掛けに疑心暗鬼に陥った人々はーー 金持ちの道楽で主催されたこのツアー。何度も早いうちからホスト役が作中でしゃべっているように、「このメンツでどんな心理的作用が起こるのか観察したい」 まさにコレ。ミステリ的要素ももちろんありますが、閉鎖空間での極限状態での人間心理を描いた小説でしたね。 各登場人物の描き方や、視点の置き方はやはりバークリー。今までのシェリンガムシリーズからすると、ミステリ的な鮮やかさは劣るかもしれませんが、この斜に構えたブラックユーモア風味のテイストはバークリー好き的に満足です。
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