商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/10/18 |
JAN | 9784062165655 |
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
糸井さんとの共著である「悪人正機」と重複する内容もありますが、その中でも『才能』に関する吉本さんのお話は、やはり特に心に残りました。 例として挙がった、若い頃から才気溢れていた芥川龍之介と、若い頃は鈍いヤツと言われていた田山花袋が、晩年の作品で比べればどっちも同じようにいいよう...
糸井さんとの共著である「悪人正機」と重複する内容もありますが、その中でも『才能』に関する吉本さんのお話は、やはり特に心に残りました。 例として挙がった、若い頃から才気溢れていた芥川龍之介と、若い頃は鈍いヤツと言われていた田山花袋が、晩年の作品で比べればどっちも同じようにいいようになってきた、という話には「続けること」の本当の意味を教えられた気がします。 「やってるうちに自分の姿が自分なりに見えてきて、鋭いのは鋭いなりに、鈍いのは鈍いなりに、なんともいえないその人だけの値打ちが出てくるものなんです。それこそがその人の〈才能〉であり、その人の〈宿命〉と呼べるものなんですよ。」 まだ何者でもない15歳くらいの年頃の人には、とても勇気をもらえる言葉ではないでしょうか。
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子どもとこういう方が直にじっくりと話ができる機会があるっていうのはすごくいいと思う。沈黙も言葉。とにかく手を使うこと。吉本さんの考え方はとても納得できる。そして語り口はとてもやさしい。もっともっとじっくり知りたいし読みたい。
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この本大好き・・・!吉本さんが15歳の子供たちにちゃんと向き合ってる雰囲気が伝わってくるし、吉本さんの言葉の使い方は、断定を避けて、言葉を慎重に選んで正直に使ってる印象があって好きだった。ぼくもこういう言葉の使い方が出来ればなぁ・・・。
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