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「戦後」を点検する 講談社現代新書
836円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/10/18 |
JAN | 9784062880725 |
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「戦後」を点検する
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
『「昭和」を点検する』の続編的内容。戦後処理から占領、昭和元禄の時代までをところどころ横道にそれながら語る。半藤先生がちょいちょい出してくる、文春で編集者として働いていた時代のエピソードが楽しい。坂口安吾に夜通し説教されて人生開眼って(笑)
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烏兎の庭 第五部 書評 8.31.15 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/diary/d1508.html#0830
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『「昭和」を点検する』(講談社現代新書)の続編です。終戦から1975年までの日本の歩みについて、昭和史に造詣の深いノンフィクション作家の2人が語り合っています。 戦前・戦中と戦後の間に明確な切断線を引くのではなく、戦後の日本の歩みを支えたのが「満州帰り」や「軍隊上がり」の人びと...
『「昭和」を点検する』(講談社現代新書)の続編です。終戦から1975年までの日本の歩みについて、昭和史に造詣の深いノンフィクション作家の2人が語り合っています。 戦前・戦中と戦後の間に明確な切断線を引くのではなく、戦後の日本の歩みを支えたのが「満州帰り」や「軍隊上がり」の人びとだったことに触れるとともに、それにも関わらず、彼らが思い思いの仕方で戦後を「一からの出直し」だと捉えていたという見方に、興味を引かれました。 議論の内容が多岐に渡っており、ややまとまりの悪さを感じたのは事実ですが、吉田茂の現実路線、石橋湛山の理想、岸信介の反共路線と60年安保といった「戦後」の主要事件を、左右のイデオロギーの綱引きとして捉えるのではなく、さまざまな立場が輻輳しつつ「戦後」という時代が作られてきたことを見るために、参考になるところが多々あったように思います。
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