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耄碌寸前 大人の本棚
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森於菟【著】, 池内紀【解説】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2010/10/15
JAN 9784622080831

耄碌寸前

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2011/09/07

著者の森於菟は明治23年生まれで森鴎外の長男。 基礎医学研究者として解剖学を専攻し、戦前は台北帝大医学部長、戦後は東邦大学医学部長を勤めあげた。 後年、解剖学にまつわる軽妙なエッセイと共に、父としての鴎外の思い出を記した作品でも知られたが昭和42年に没している。 生前に発表さ...

著者の森於菟は明治23年生まれで森鴎外の長男。 基礎医学研究者として解剖学を専攻し、戦前は台北帝大医学部長、戦後は東邦大学医学部長を勤めあげた。 後年、解剖学にまつわる軽妙なエッセイと共に、父としての鴎外の思い出を記した作品でも知られたが昭和42年に没している。 生前に発表されたエッセイの中からタイトル作をはじめとして、著者の抑制された風刺精神とユーモアに満ちたエッセイが集められている。池内紀さんの解説が実によくこの作品の真髄を伝えている。 池内さん曰く、「家庭人鴎外の遺産というなら、第一に森於菟だと――少なくとも私は考えている……老いた父親が求め、めざし、ようやく手に入れたものを、長男於菟は早くから過分なまでに身におびていた。二代がかりで実現した個性という点で、森於菟こそ正統の鴎外遺産といえるのだ」

Posted by ブクログ

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