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木曜日はあそびの日 岩波少年文庫2085
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/10/01 |
JAN | 9784001120851 |
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木曜日はあそびの日
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商品レビュー
4.8
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ギリシャ生まれのフランス人作家による、児童文学の短編集。パリの(架空の)ブロカ通りが舞台だが、魔女、悪魔、魔法使い、妖精、人魚、巨人といったふしぎの国の定番キャラがシュールに登場する。主人公の男の子が飼っているペットも魔法の金魚で、魔女を退治するために、魔女の本来の姿である髪の毛が生えたカエルに戻したあと、髪の毛をすばやく剃って金魚鉢に入れて金魚と一緒に飼ってしまったり、目隠しをすると過去や未来が見えるようになる人形の話、水の精である人魚と恋仲になった王子を、水から隔離するために切手にしてしまう話など、いわゆるファンタジーともまた違う奇妙な話がこれでもかと登場する。洒落たフランス風エスプリという意味では、昔あったウゴウゴ・ルーガ的という気もするし、伝承を元にした奇妙な話という意味では諸星大二郎的とも言える。 著者が日本好きフランスインテリで、雨月物語に題材を得た作品を書いたり、能にヒントを得た戯曲を書いたり、日本語を1年ほど学んだりしたしたこともあることからすれば、なんとなく通じるものがあるのも当然かも知れない。 挿絵がヘタウマ系画家の飯野和好というのがまた。誰かこの本を元ネタに漫画化すれば、今でも受けるんじゃないか、と思うほど発想が今の時代の漫画っぽい気がする。
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子供たちの想像力を借りながら、即興的に作った物語だそう。さぞやナンセンスなお話だろうと予想して読むと......思わず声が出てしまうくらい鮮やかなオチあり、感動を誘うクライマックスありと、実に名品の数々。 キャラクターたちの可愛らしさも見どころ。魔法の金魚と通訳ネズミ、ほしいなあ...
子供たちの想像力を借りながら、即興的に作った物語だそう。さぞやナンセンスなお話だろうと予想して読むと......思わず声が出てしまうくらい鮮やかなオチあり、感動を誘うクライマックスありと、実に名品の数々。 キャラクターたちの可愛らしさも見どころ。魔法の金魚と通訳ネズミ、ほしいなあ〜。
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予想外に面白かった! 妙な理屈っぽさがあるフランス人だから、鼻についた話かと思ったけど全然違った。 全体的にハッピーエンドのはなしもいいし、不思議な「?」って話も良かった。 お話の発想がいいよね~
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