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漢学と洋学 伝統と新知識のはざまで 阪大リーブル懐徳堂
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大阪大学出版会 |
発売年月日 | 2010/09/29 |
JAN | 9784872592450 |
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漢学と洋学
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[ 内容 ] 漢文で学んだ知識人に西洋学問はいかに受け入れられたか。 [ 目次 ] 1 洋学受容と漢学 2 洋学者たちと漢学(洋学者と漢文;日本の医学―蘭学以前;漢学の足かせ―華夷思想・「聖賢の学」との闘い) 3 洋学がつなぐ大坂知的ネットワーク(懐徳堂と適塾;中井履軒と山片蟠...
[ 内容 ] 漢文で学んだ知識人に西洋学問はいかに受け入れられたか。 [ 目次 ] 1 洋学受容と漢学 2 洋学者たちと漢学(洋学者と漢文;日本の医学―蘭学以前;漢学の足かせ―華夷思想・「聖賢の学」との闘い) 3 洋学がつなぐ大坂知的ネットワーク(懐徳堂と適塾;中井履軒と山片蟠桃―洋学受容の立場から) 4 伝統と新知識のはざまで(二つの五行論―前野良沢と山片蟠桃;漢学者と洋学―広瀬旭荘の場合) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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31p 「核に刺あり。初めこれを食へば味苦く,後に口中更に甘し」 食べると初めは渋いが,後で甘くなる。 「更に」は日本語では「ますます」という意味ではなかろうか。訳に合わせるなら「甘に更(かわ)る」と訓読したほうがいいと思うが。青木昆陽さんの本を見ていないので,訓点がついているか...
31p 「核に刺あり。初めこれを食へば味苦く,後に口中更に甘し」 食べると初めは渋いが,後で甘くなる。 「更に」は日本語では「ますます」という意味ではなかろうか。訳に合わせるなら「甘に更(かわ)る」と訓読したほうがいいと思うが。青木昆陽さんの本を見ていないので,訓点がついているかどうかわからないが,青木さんやかれの時代の人は「さらに」と訓で,「かわる」と理解していたのだろうか?ややこしい。 41p 徂徠はこれ(自著の鈐録外書)を読み 前後から判断すれば,徂徠の本を読んでいるのは,本人ではなく,杉田玄白(1733--1817)らしい。 63p 自好奇 訓読:奇を好み 訳文:奇を好み。 無視する理由はないだろうから、おそらく「自」を落として訓読解釈している。 また原文に「軒袁」とあるとしても、解説文では、「軒轅」にあらためるのが普 通?なのではなかろうか。72pも。 杉田さんに義理立てしているのかな? 108p 引用の典拠をもう一つあげよう。 『孟子』離婁下「 孟子曰、……則取之左右逢其原,故君子欲其自得之也。」 165p 松崎 慊堂(れんどう) これは,著者が振ったルビなのか? Yahoo!辞書 大辞林 (国語辞書) まつざきこうどう【松崎慊堂】 (1771-1844) 江戸後期の儒者。肥後の人。名は復、字(あざな)は明復。林述斎に入門、のち掛川藩儒。 ...
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