商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2010/10/07 |
JAN | 9784344415508 |
- 書籍
- 文庫
シグナル
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商品レビュー
3.4
60件のお客様レビュー
めちゃくちゃおもしろかったです。 映画好きとしては映画館と映写技師が主となったこの作品にはすぐにのめり込むことができました。 「ニューシネマパラダイス」を思い出します、もう一回観たいなあ。 ルカに恋しそうになりました。 そして何よりラストが美しかった。
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東京の大学を休学して地元足利に戻り映画館で映写技師の助手のアルバイトをする男の子と、三年間映画館から一歩も出ていないという何やら過去に一物あった風な映写技師の女の子を中心とした物語。 風景や映画館の描写などはすごく良かったのだが、登場人物、とくに技師の女の子がいまいちピンとこず。...
東京の大学を休学して地元足利に戻り映画館で映写技師の助手のアルバイトをする男の子と、三年間映画館から一歩も出ていないという何やら過去に一物あった風な映写技師の女の子を中心とした物語。 風景や映画館の描写などはすごく良かったのだが、登場人物、とくに技師の女の子がいまいちピンとこず。三年も外界に出られないようなトラウマがあったにも関わらず主人公の男の子と抱き合って急に付き合うことになったり、キスを求めたり…。彼女の心情が理解できなかった。またレイジの登場によって一気にありきたりな物語になってしまったのが残念。
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ずっと昔から好きな本なのですが、感想を書きます。映画化もされてますが、関口さんの本は文章が好きなので(難しい言い回しを使わないのに刺さるんです)、映画は未だ観てません。 大好きなフレーズが、この作品に2つある。 一つ目は、ルカが主人公•恵介に言った言葉。 人との関わりが煩わし...
ずっと昔から好きな本なのですが、感想を書きます。映画化もされてますが、関口さんの本は文章が好きなので(難しい言い回しを使わないのに刺さるんです)、映画は未だ観てません。 大好きなフレーズが、この作品に2つある。 一つ目は、ルカが主人公•恵介に言った言葉。 人との関わりが煩わしかったり不安になることもあるけれど、このフレーズを思い出して、いつも救われている。 家族に遠ざけたい人がいて、でも本当の意味で関係を遮断できない。 その自分の弱さを、選択を、包んで貰えた気がした。 二つ目は、恵介がルカに言った言葉。 私は、人と人が本当の意味で分かり合えることは一生ないんじゃないか?と思っていた。だから、誰か1人大切な人が出来たとて、一生その孤独感を背負っていくものと思っていた。 恵介も、その考えに頷く価値観の人だ。 でも、この言葉に出会ってから、考え方が変わりました。 迷いそうになったとき、いつも思い出し、 手を伸ばそうと思う言葉です。 人が人を愛して一緒に生きてく、というのは こういうことなんだと思う作品です。
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