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シグナル の商品レビュー

3.4

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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2022/08/11

めちゃくちゃおもしろかったです。 映画好きとしては映画館と映写技師が主となったこの作品にはすぐにのめり込むことができました。 「ニューシネマパラダイス」を思い出します、もう一回観たいなあ。 ルカに恋しそうになりました。 そして何よりラストが美しかった。

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2021/07/18

東京の大学を休学して地元足利に戻り映画館で映写技師の助手のアルバイトをする男の子と、三年間映画館から一歩も出ていないという何やら過去に一物あった風な映写技師の女の子を中心とした物語。 風景や映画館の描写などはすごく良かったのだが、登場人物、とくに技師の女の子がいまいちピンとこず。...

東京の大学を休学して地元足利に戻り映画館で映写技師の助手のアルバイトをする男の子と、三年間映画館から一歩も出ていないという何やら過去に一物あった風な映写技師の女の子を中心とした物語。 風景や映画館の描写などはすごく良かったのだが、登場人物、とくに技師の女の子がいまいちピンとこず。三年も外界に出られないようなトラウマがあったにも関わらず主人公の男の子と抱き合って急に付き合うことになったり、キスを求めたり…。彼女の心情が理解できなかった。またレイジの登場によって一気にありきたりな物語になってしまったのが残念。

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2020/12/19

ずっと昔から好きな本なのですが、感想を書きます。映画化もされてますが、関口さんの本は文章が好きなので(難しい言い回しを使わないのに刺さるんです)、映画は未だ観てません。 大好きなフレーズが、この作品に2つある。 一つ目は、ルカが主人公•恵介に言った言葉。 人との関わりが煩わし...

ずっと昔から好きな本なのですが、感想を書きます。映画化もされてますが、関口さんの本は文章が好きなので(難しい言い回しを使わないのに刺さるんです)、映画は未だ観てません。 大好きなフレーズが、この作品に2つある。 一つ目は、ルカが主人公•恵介に言った言葉。 人との関わりが煩わしかったり不安になることもあるけれど、このフレーズを思い出して、いつも救われている。 家族に遠ざけたい人がいて、でも本当の意味で関係を遮断できない。 その自分の弱さを、選択を、包んで貰えた気がした。 二つ目は、恵介がルカに言った言葉。 私は、人と人が本当の意味で分かり合えることは一生ないんじゃないか?と思っていた。だから、誰か1人大切な人が出来たとて、一生その孤独感を背負っていくものと思っていた。 恵介も、その考えに頷く価値観の人だ。 でも、この言葉に出会ってから、考え方が変わりました。 迷いそうになったとき、いつも思い出し、 手を伸ばそうと思う言葉です。 人が人を愛して一緒に生きてく、というのは こういうことなんだと思う作品です。

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2019/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2019.10.4 本棚の整理のために再読。 辛い過去を持ちながらも教師という夢を持ち、前を向いて努力する主人公・恵介と、映画館の映写室に3年間引きこもり、辛い過去と向き合えないでいるヒロイン・ルカが、映写技士の仕事を通して惹かれあい、ルカが過去を乗り越えていく青春純愛作品。 始めは、ルカが3年間引き込もった過去にミステリー的な要素を少し感じたが、徐々にわかってきた理由が辛くて悲しすぎて、原因の男が人として腐りすぎてて嫌悪感を感じてしまい、ちょっと読むのが嫌になりそうだった…恵介の父親も最低すぎて、こっちが罵りたくなる…。 そんな中、恵介と弟・春人の強さと優しさが心に染みたし、細かすぎる映写技術の難しさや素晴しさ、ルカが剛造さんから受け継いだ映写に対する信念、舞台となった足利・渡良瀬川の美しい風景描写はとても良かった。

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2019/09/30

映写機の仕事はリアルさが伝わってきて面白かった。 ストーリーとしては純愛と言えばそれまでなんだけど、モヤっとした終わり方だったかな。

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2018/11/24

甘く切ない恋物語なのかな。お互いに闇を抱えて生きてきた2人が、映写機というものを通して出会い惹かれていく。とにかく純愛です。そんな人に出会えたら幸せだろうなぁとしみじみ思います。

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2018/11/11

ウルシダセブン・・・ありえなくもないかな話。同級生に漆山くんてのがいたなぁ。けっこう可愛い顔の造りしてたからやってたりして。

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2018/08/18

 作者は、映写技師のアルバイトしていたことがあり、その経験を基にこの本を書いている。映画化もされているが、原作の方が良い。  私が16mm映写機の捜査講習を受けたのも、実はこの本を読んで、映写機をいじりたくなったから。

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2018/02/11

家族に問題を抱え、お金を稼ぎたくて、 潰れそうな映画館にバイトを始めた21歳の休学中の大学生。 そこで先輩として出会った女映写師は、美人なのに、 3年間も映画館から外にでたことがないという。 前半は人間関係の説明と出会い。 中盤は同僚との関係。 終盤はとても嫌な人物が出てきて、...

家族に問題を抱え、お金を稼ぎたくて、 潰れそうな映画館にバイトを始めた21歳の休学中の大学生。 そこで先輩として出会った女映写師は、美人なのに、 3年間も映画館から外にでたことがないという。 前半は人間関係の説明と出会い。 中盤は同僚との関係。 終盤はとても嫌な人物が出てきて、二人の関係を 侵しはじめる……。 ともかくどんどん悪意が強まってくると、 口の中に苦味がしみこんでくるかのようで、 それまでがよかっただけに、どうしたものかと思いました。 そんな先にまっていたのは……。

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2018/02/05

めちゃくちゃおもしろかったです。 映画好きとしては映画館と映写技師が主となったこの作品にはすぐにのめり込むことができました。 「ニューシネマパラダイス」を思い出します、もう一回観たいなあ。 ルカに恋しそうになりました。 そして何よりラストが美しかった。

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