商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2010/10/12 |
| JAN | 9784062920186 |
- 書籍
- 文庫
漢文法基礎
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漢文法基礎
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
ページ数が多いので、受験生はこれを読む時間的な余裕は無いだろう。だが、ありきたりな受験対策用の漢文解説書と比べると圧倒的良書。
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漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 講談社学術文庫 2018 著:二畳庵主人 著:加地 伸行 出版社:講談社 漢文読解とは、古代中国語を日本語として読むための技術を云う そのためのルールを漢文法という とっつきが悪く、難解です そのプロセスはこうだ インプット:①古代中国...
漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 講談社学術文庫 2018 著:二畳庵主人 著:加地 伸行 出版社:講談社 漢文読解とは、古代中国語を日本語として読むための技術を云う そのためのルールを漢文法という とっつきが悪く、難解です そのプロセスはこうだ インプット:①古代中国語 漢籍では、頁、縦書、数段組みの上、漢字が限りなく一列にならんでいる これを数えて、史記、52万6千5百字などという 作業1:これを適切に長さに区切って記述する アウトプット1:①漢文 読者が理解できる古代中国語ができる ここが出発点である 作業2:古代中国の単語等の意味を調べる 漢和辞典等を参照して字句の意味を調べる ②用語解説 単語などの解説、漢和辞典などの解説をイメージ 作業3:句読点、返り点、送り仮名をつける これを訓点という アウトプット2:③書き下し文(もしくは訓読) これを文語体という アウトプット3:④現代文 文語体を口語体として、最終的に漢文の現代訳が完成する ⑤解説 文全体の解説や、時代背景等を、著者が付与してもらっていることが多い この解説を見て、あらためて、あゝこういう事だったのだとわかる ①漢文、②用語解説、③書き下し文、④現代文、⑤解説 がたいていセットになっている 本書のキモは、助字である。文語体のコアと理解している 現代文では使用されない表現があり、全部でないが、かなり読めない、いや、知らないとまず読めない 以 もって 而 しかして 然 しかして、しかり 其 それ、その 此 これ、彼 かれ、夫 それ 斯 これ 玆 これ 於 に 于 に 乎 に 諸 に 若 ごとし 処 ところ 所 ところ 所謂 いわゆる 所以 ゆえん、もって……するところ 嗚呼 ああ 於戯 ああ 嗟 ああ 嘆 ああ 噫 ああ 悪 ああ 也 や 焉 文末に置かれる発音はない 矣 文末に置かれる発音はない 耳 のみ 爾 のみ 已 のみ 而已 のみ 則 すなわち 即 すなわち 乃 すなわち 輒 すなわち 便 すなわち 安 やすし 寧 やすし 蓋 けだし 既 すでに 已 すでに 縦 たとひ 縦令 たとひ 仮令 たとひ 仮使 たとひ 仮若 たとひ 仮如 たとひ 譬如 たとひ 況~乎 いわんや~をや 且猶 なほ 雖 いえども 或 あるいは あるひと 若 もしくは 頗 やや すこぶる 殆 あやうく、ほとんど 幾 ほとんど、ちかし 庶幾 こひねがはくは、ちかし 庶 ちかし 願 ねがはくは……せんことを 請 こう、ねがう 苟 いやしくも 且 かつ、まあ …… 目次 はじめに 第1部 基礎編 第2部 助字編 第3部 構文編 後記 索引 ISBN:9784062920186 出版社:講談社 判型:文庫 ページ数:608ページ 定価:2400円(本体) 2010年10月12日第1刷発行 2014年06月10日第16刷発行
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この本、書名のとおり、漢文法の基本を説明するための本です。副題として「本当にわかる漢文入門」とついています。「本当にわかる・・・」と銘打った本で、本当にわかったことはほとんどないと思うのですが、この本は、期待を裏切りませんでした。 元々は50年も前に書かれた本だそうです。説明...
この本、書名のとおり、漢文法の基本を説明するための本です。副題として「本当にわかる漢文入門」とついています。「本当にわかる・・・」と銘打った本で、本当にわかったことはほとんどないと思うのですが、この本は、期待を裏切りませんでした。 元々は50年も前に書かれた本だそうです。説明している対象が、古典だからでしょうか、古臭い感じは全然しませんでした。20年も絶版になっていて、たまたま私が漢文に改めて興味を持ったタイミングで復活したようです。 全体が講義調のため、読みやすいです。漢文の素養のない方でも問題なく読み進められるのではないかと思います。ただ、軽い口調で話を進めていくため、私の場合は、しっかりと腰を落ち着けて読む、ということができませんでした。内容をなんとなくしか覚えていません。どんな文字の説明が書いてあったかは覚えていますが、具体的な内容までは記憶できていません。 普段なら、もう一度しっかりと腰を落ち着けてこの本と格闘してみようと思うのですが、今回は辞書として活用する方法で行きたいと思います。600ページもある大作なので、すべての内容を理解するのは、漢文の専門家を目指すのでもなければあまり意味がありません。むしろ、実際の太極拳理論の文書と格闘しながら、この本に書いてあったと覚えている内容に遭遇した時に、この本の該当ページを読む予定です。 例えば、太極拳理論というとまず最初に出てくるであろう 王宗岳の「太極拳論」の冒頭はこう始まります。「太極者、無極而生。動静之機、陰陽之母也」 これを理解するためには三つの知識が必要だと考えます。一つ目は、太極拳固有の術語をしっかり理解すること。太極、無極、動静、陰陽がそれにあたります。これらに関しては、太極拳理論を読む前提として、自分なりの考えをしっかり持ち、新しく出会った内容によって自分の考えを柔軟に変更していく、といった態度が必要になります。 二つ目は、一般的に用いられる単語の知識、ここでは、機や母です。これらは辞書を引けば意味を確認することができます。 最後の一つは、文の構造を理解するために文字、者、而、之、也です。これらの文字の知識を深めるために、今回読んだ「漢文法入門」は役に立つと思います。こういった文字に出会う度に、この本をもう一度広げるとともに、実際に使われていた例として蓄積をしていこうと思っています。 こういった三つの情報を積み重ねていった結果として、私なりの書き下し分、そして訳文を作っていつか発表できる日が来ることを夢見ています。 この本の最初の方に「基礎の意味」という章があります。初歩的な知識と基礎的な知識は違うという話をしています。「魚釣りは、フナ釣りに始まって、フナ釣りに終わる」そうです。フナ釣りを始めるために最低限必要な知識が「初歩的な知識」。基礎というのは、初歩的な知識に対して、それを題材として、それの持っている本質を根本的に反省するということだそうです。 私の太極拳理論に対する姿勢も、表面的な知識にとどまることなく、しっかり本質をつかめるような努力にしていきたいと思っています。
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