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オラクル・ナイト
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/09/30 |
| JAN | 9784105217143 |
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オラクル・ナイト
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オラクル・ナイト
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商品レビュー
4.1
49件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
別名義ポール・ベンジャミンの『スクイズ・プレー』は読んだことあったが、ポール・オースター名義の作品は初読み。 前々から気にはなっていたが、なかなか手が出なかった。 今年4月に死去されてから、そこここの書店で追悼展示スペースが設けられているのを見かけ、いよいよ手に取る。 何この読み心地。 すごい好き。 もっと早く手に取ればよかった。 ミステリー小説のようなこれといった謎があるわけでもなく、物語の核が掴み難い、言ってみれば日常の延長線をだらだらと書いているような感じなのに何故か物語に引き込まれる。 語りが抜群に上手い。 この辺は訳者、レジェンド柴田元幸さんの上手さもあるのだろう。 (柴田さんの訳本、意外にもブクログ登録本では、自分は初対面の模様。) 「オラクル・ナイト」は物語の主人公シドニー・オアの書く小説内に出てくる架空の小説。 つまり小説内小説内小説。 病み上がりの体を携えた若き小説家シドニーは、1982年9月18日の朝の散歩で見つけた、手狭だが隅々まで手入れの行き届いた小粋な文房具屋「ペーパー・パレス」でポルトガル製の青のノートに出会う。 自宅に戻り、このノートと向き合った途端、溢れるように物語が生まれてくる。 ひょんなことから「オラクル・ナイト」を手にすることになったニューヨーク在住、大手出版社の編集者ニック・ボウエン。 「オラクル・ナイト」を持ち込んだ女性に対するコメントを巡り発生した妻との諍いの熱冷ましも兼ねて夜道を散歩に行くも、そこに降りかかる危機一髪の落石事故に人生の不連続性を悟り、そのまま空港へ向かい悔いなき人生への再出発とばかりに縁もゆかりもないカンザスシティへ旅立つ。。。 という小説内小説が地の文と分け隔てなく織り込まれつつ、ところどころ注釈により脇道エピソードに連れていかれ、といった何とも手の込んだ作り。 でも何の話をされているのかはまだよく分からない。 さらに中盤から終盤、様々なエピソード・背景が複雑なリンクを見せ始め、思いもよらないほど計算尽くされた重層的な姿を見せる一方で、いくつかの印象的なエピソードが予想外にほっぽらかしにされたりしてその寓意を読者に委ねるような「ザ・文学」的な面も。 うーんと思うような側面もなくもないけど、全体として凄くのめり込んだ。 他の作品への期待も込めて星5を進呈。
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初めの50ページほどは、どう読んでいいかわからず、何回も読み始めては挫折してを繰り返した。 読み方を心得てからは織り込まれたストーリーの中を彷徨うような読書体験だった。
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大きな怪我により生死をさまよったのち、なんとか生を取り戻した男とその妻の話。 男は作家であり、その作品が小説内小説として語られる。 また、自分の妻についての考察も小説のように描かれる。 作品自体も面白いけれど、作品の中の作品も興味深い。 電話帳保管庫の話はもっともっと読みたかった...
大きな怪我により生死をさまよったのち、なんとか生を取り戻した男とその妻の話。 男は作家であり、その作品が小説内小説として語られる。 また、自分の妻についての考察も小説のように描かれる。 作品自体も面白いけれど、作品の中の作品も興味深い。 電話帳保管庫の話はもっともっと読みたかった。 タイムマシンの話もさらに詳しく知りたいと思った。 いくつもの話が重なり合うけれど、どれもが面白く一気に読めた。
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