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眠りにつく太陽 地球は寒冷化する 祥伝社新書
814円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2010/10/10 |
JAN | 9784396112158 |
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眠りにつく太陽
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眠りにつく太陽
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
太陽の活動が地球の気候に影響を与えることを説いた一冊。 主に黒点の活動が肝だということ、そして現在の地球温暖化が二酸化炭素の排出によるものとは限らないことがわかった。
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「1977年に予想を外した」とぼやきつつ、寒冷化に警鐘を鳴らす著者。今後に小氷河期がやってくるらしい、ことはわかるが、説得力のある説明やグラフではない。結論が太陽に対する感謝が足りない、ではトンデモ本に分類されるんじゃ?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
温暖化をより長いスパンで捉え、これから地球は寒冷化の可能性すらあるとする。もともと縄文海進や平安海進(ロットネスト海進)など、温暖化はよく見られた。それらの前後には小氷期があり、特に1200~1850年ほどまでの小氷期の中、更に17世紀半ばのマウンダー極小期、19世紀前半のドールトン極小期では気温の大きな低下が見られ、アイルランドのジャガイモ飢饉など世界中で農作物の不作をもたらした。ルネサンスや新宗教の勃興など社会に与えた影響も大きかったことが言える。 近年の温暖化議論に関して、確かに短期的には気温は上昇傾向にあったが、現在は太陽活動が不活発な時期であり、上昇は止まっている。気温変動の原因は、二酸化炭素より水蒸気のほうが因子として有意だとし、太陽活動の衰退=磁場の衰退が宇宙線をより多く地球にもたらし、それが核となり雲を形成し、太陽エネルギーを阻み、地球が寒冷化してしまう。この時、太陽の不活発化による放出エネルギーの総数は「太陽定数」という定義が存在することからもわかるが、0.2%ほどしか変わらないため、これが気候変動の原因だとは言えない。過去の太陽活動は、気の年輪にそれぞれ含まれる放射性炭素(C14)からわかる。これは宇宙線が大気の原子核と衝突した際にできたものが取り込まれるためであり、その宇宙線の受容が太陽活動に影響されているためである。 大学講義の参考図書。虚偽の報告を行ったと見られるICPPよりは信頼できる印象。これが本当だとすれば、今地球上で私達が行なっていることは一体なんなのか。1000年後には、私たちのことを笑っている人たちばかりかもしれない。もちろん対策を怠るわけには行かないが。
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