同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役"の黒い回顧録 講談社+α文庫

森功(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2010/09/24
• JAN: 9784062813877

商品レビュー

2024/05/06

銀行員だからこそ、銀行と反社の繋がる理由がよくわかってしまった。
銀行が都合よく使われてる一辺倒ではなく、銀行と政府側も反社を使っていることがよくわかった。

この本を読んでいても明確に善悪のラインを見つけることができなかったので、自分を持たなくてはならないと感じた。

2023/03/07

元三和銀行員・岡野氏が、飛鳥会代表・小西氏の人物像や行動を振り返る、回顧録。
ノンフィクションであるが、意外と読み易い。

パッと見は「銀行が脅されて80億円の融資をして、それが貸し倒れた」と思われがちな事件。でも銀行にとっても小西氏は都合の良い存在だった、という内容。

岡野氏は、みんながビビってた小西さん相手に自分はよく渡り合った、銀行内でもお偉い方に感謝されてた、と全く後悔ない様子…

小西逮捕の騒動の後は自殺者まで出てしまってるし、後任や後世に迷惑・負担をかけてしまう、「そのときが良ければ」の取引はするべきじゃないよなあと思ってしまった。

2020/05/06

烏兎の庭 第四部 書評 3.10.12
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto04/diary/d1203.html#0310