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三人の押しかけ妻 借家のハーレム フランス書院文庫
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三人の押しかけ妻 借家のハーレム フランス書院文庫

巽飛呂彦【著】

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三人の押しかけ妻 借家のハーレム フランス書院文庫

764

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2010/09/25
JAN 9784829617380

三人の押しかけ妻

¥764

商品レビュー

5

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2010/10/11

作者ならではの2つの世界観を融合した作品

何とも実験的な作品と言わねばなるまい。ストーリーこそ「黒本」の定番的巽作品ながら、設定が思いっ切り美少女文庫である。主だった登場人物が全員高校生。高校2年生の主人公に対して、上級生と同級生、そして下級生のヒロインである。これを纏めるための、由緒ある旧家の跡継ぎとその許嫁という設定...

何とも実験的な作品と言わねばなるまい。ストーリーこそ「黒本」の定番的巽作品ながら、設定が思いっ切り美少女文庫である。主だった登場人物が全員高校生。高校2年生の主人公に対して、上級生と同級生、そして下級生のヒロインである。これを纏めるための、由緒ある旧家の跡継ぎとその許嫁という設定を設けた点に妙味があろう。「許嫁が3人もいるのはおかしい」との見方もあろうが、ここは官能小説として脇に置いておく。12年前に面会して事実上の婚約をしている背景があるため、全員が顔見知り。多少の思惑や気後れといった立ち位置の違いを、ヒロイン達それぞれに活かしたところは見事である。これを踏まえて、主人公の呼び方が『バカとテストと召喚獣』を彷彿とさせたり、朴訥とした語り口が『おまもりひまり』の静水久のようなキャラ設定と相まって、実に面白可笑しくも魅力あるヒロイン達が誕生している。ちなみに、もう1人は強烈なお嬢様言葉である。 こうした驚きの設定に反して「いつもの巽ワールド」と言える構成であり、それぞれが内心に想いやコンプレックスを抱えながらも、主人公との心と体の交流を通じて氷解し、強く強く結ばれていく甘い展開である。また、何とも一途な想いをずっと持ち続けながら、理解のある優しい人柄故に後れを取る娘が1人いて、これが最後に結ばれる件ではちょっぴりホロリとさせられる。もちろん、自由で奔放な言動で笑わせてくれる場面も随所にあり、官能ラヴコメたる作風の真骨頂は本作でも健在である。 サブタイトルにもあるように、ある場所での同棲生活が本作のベースであり、結末もある程度分かってしまうのだが、1日目と2日目で似通った行動を取るので、一見「またかよ」みたいな気分にもなりかけるが、“一線を越えた”ことで、その後を異なる展開に発展してく巧さがあった。また、結末についても、許嫁という要素によって割とスムーズに移行していたと思う。最後の最後だけはさすがに少々飛躍し過ぎの感はあるが、全く以て不可能でもないギリギリのオチかと。ただ、3人それぞれが「初めて」を捧げるところから、後半の連続3P、4Pに至る情交場面のてんこ盛り具合に比して、その描写自体が少し淡泊なのが(物語が良いだけに)残念。「実用性」としては「もう少し粘ってくれればなぁ」と、少々行き場を失うこともある。

DSK

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