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僕らが作ったギターの名器 文春新書
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僕らが作ったギターの名器 文春新書

椎野秀聰【著】

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僕らが作ったギターの名器 文春新書

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/09/20
JAN 9784166607709

僕らが作ったギターの名器

¥935

商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2023/03/30

前から読んでみたい本だったけど、たまたまFaceBook か何かで話題にあがっていてAmazonにリンクが張ってあったのでポチッとしてしまった本。 椎野秀聰さんって方は、日本のフォークギターブーム、エレキギターブームの時にいろいろなメーカーが作るギターをプロデュースして来た人。 ...

前から読んでみたい本だったけど、たまたまFaceBook か何かで話題にあがっていてAmazonにリンクが張ってあったのでポチッとしてしまった本。 椎野秀聰さんって方は、日本のフォークギターブーム、エレキギターブームの時にいろいろなメーカーが作るギターをプロデュースして来た人。 ここ浜松では楽器作りに携わってる方が多いだろうから、この方と一緒に仕事をした事がある方も大勢いらっしゃるのではないだろうか。 ギターが好きな人なら読んでみると面白いかもしれない。 また、楽器制作に携わっている方も読んでみるとイイかもしれない。 「そりゃまあ、そうだろうけど、現実はねぇ・・・」って話がいっぱい書いてある。 ここに、この本の触りみたいな事が書いてあるので興味のある方はどうぞ。 http://www.ventureza.jp/interview/index014.php さて、大学の頃に買ったTokaiのギターケースに、(なぜか)PACOのステッカーが貼ってある。 渋谷に、この椎野さんが作ったPACOって楽器屋さんが有って、ギター小僧だった私は、そこに行った事があるのか? ぜんぜん覚えてないんだけどね。 椎野さんが作った代表のギター、H.S.AndersonのMad Cat Princeが使って有名になったけど、かっこいいねぇ。 まあ、PrinceのMad Catはモリダイラ製じゃなくてホーナー製って事らしいけどね。 あ、ちなみに、H.Sってのは椎野秀聰さんのイニシャル、アンダーソンはオートバイのマン島TTレースにスズキのバイクに乗っていたHugh Andersonから取ったとの事。

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2018/04/04

『あの会社はこうして潰れた』(日経プレミアシリーズ)の中で、事例として紹介されていたベスタクス株式会社と椎野秀聰氏のことが気になり、手にとった一冊。 ものづくりや事業のあり方についても考えさせられた。また、今までギターに興味を持ったことはなかったけれど、この本を読んでいるうちにギ...

『あの会社はこうして潰れた』(日経プレミアシリーズ)の中で、事例として紹介されていたベスタクス株式会社と椎野秀聰氏のことが気になり、手にとった一冊。 ものづくりや事業のあり方についても考えさせられた。また、今までギターに興味を持ったことはなかったけれど、この本を読んでいるうちにギターを手に取ってみたいと感じた。

Posted by ブクログ

2017/04/28

何気なく図書館で手に取った本だったが、読んでみたら完全に引き込まれた。著者の椎野さんが立ち上げたESPというブランドは、自分もギター弾きなのでもちろん知っている。どころか、30数年前、大学生だった頃、ESPの社長さんの家で家庭教師のアルバイトをしていたことがある。なにせ記憶が怪し...

何気なく図書館で手に取った本だったが、読んでみたら完全に引き込まれた。著者の椎野さんが立ち上げたESPというブランドは、自分もギター弾きなのでもちろん知っている。どころか、30数年前、大学生だった頃、ESPの社長さんの家で家庭教師のアルバイトをしていたことがある。なにせ記憶が怪しいのだが、苗字が椎野さんだったような記憶がある。もともとは中学生の頃からドラムを親戚のおじさんに手ほどきしてもらって以来、ずっとドラムを叩いていた。30歳半ばに、急にエレキギターが弾きたいと思い立ち、御茶ノ水に行って最初の1本を買ったのも、そのアルバイトの記憶からESPの店だった。以来、他のギターを買い足したり、メンテナンスなど何かある都度、ESPの店にお世話になった。 そんな一方的で個人的な縁を感じつつ、本書を読んだが、全編を通して椎野氏のギターなどの楽器に対する底知れぬ深い愛情と情熱のすごさには素直に圧倒された。日本でエレキギターが量産される前の時代に私費をはたいてヨーロッパに行って、有名なギター製作者に飛び込みで訪問したという行動力にも驚かされる。 椎野氏が54歳で音楽の業界から足を洗ったという、最後の話にも目を見張ったが、自分もほぼ同じ歳で同じように人生の転換期にいて、偶然の共感を覚える。迷っているばかりで、ご家業の復興という新しい事業に取り組んだ氏の行動力には足元にも及ばないが。事業が成功し、一息ついたという絶妙なタイミングで本書が書かれた、というのは本当に素晴らしいこと。ギターという楽器を愛する人間であれば誰でも、必読の内容だと思う。

Posted by ブクログ

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